中古冷蔵庫はダメ？おすすめ6選を紹介｜リサイクルショップでの相場や一人暮らし向けも

最新の冷蔵庫は高機能な分、価格が高いと感じませんか？自分に使いこなせるか分からないのに、高価格な冷蔵庫を購入するのは気が引けますよね。新品に強いこだわりはなくできればお得に購入したい方におすすめなのが、中古の冷蔵庫です。

中古の冷蔵庫は、家電量販店での取り扱いは少ないですが、通販・リサイクルショップなどでは掘り出し物を見つけられる場合もあります。冷蔵庫の状態も確認しやすく、納得できる商品を購入できるかもれません。

今回は、冷蔵庫をお得に購入したい方や「中古はダメ?」「1人暮らしでは300L以下・300L以上のどっちがいい？」と疑問を持つ方向けに、中古冷蔵庫購入時の選び方などを解説します。中古冷蔵庫にゴキブリがいるのか確認する方法や、「一人暮らし用の冷蔵庫のサイズは?相場は？」といった疑問にお答えしている記事も必見です。

中古の冷蔵庫は、年式・状態によって価格に差があります。全く同じ機種でも状態の違いにより価格が変動し、販売店の基準によっても違いがあります。そのため、これといった相場価格はなく、どこまで安くなるのかは販売店次第です。

大体の相場は新品価格から20~50%ほど安い金額です。平均相場を知っていると中古冷蔵庫を買ううえで目安になりますが、もちろん価格にはバラつきがあります。欲しい冷蔵庫を見つけたら、数店舗で比較的するのをおすすめします。

中古の冷蔵庫は年式もさまざまです。古ければその分価格が低いですが、常に稼働させる冷蔵庫だからこそ、古すぎる商品は避けた方が無難です。古い冷蔵庫は状態もあまりよくない場合があり、目立つ傷・汚れ・異臭がある場合があります。

また、冷蔵庫の部品保有期間は9年間です。10年前の中古品を購入して冷蔵庫が故障した場合、メーカーに部品がありません。修理できず結局買い替えなければならなくなる可能性があるため、性能的な面を考えても、5年以内の年式の中古冷蔵庫をおすすめします。

中古冷蔵庫を購入する際に気になるのが価格ですが、安さだけで選んではダメです。価格が安いのには理由があるので安さだけに注目せず、機能性・容量・状態・年式などから総合的に商品を検討してください。

リサイクルショップやアウトレット商品を扱う店舗では、価格表示とともにランクが記載されています。ランク内容の説明をしっかり理解したうえで、冷蔵庫を選ぶのがおすすめです。新品同様の状態の中古冷蔵庫もあるので、ランク表示を必ず確認しましょう。

中古の冷蔵庫を購入できる場所はさまざまありますが、販売元が特定できるお店からの購入が安心です。冷蔵庫の状態をしっかりチェックしていたり、不良品だったりしたときの保証もあります。

保証がない場合、すぐ故障したらまた買い替えなければならなくなります。中古の冷蔵庫といっても多くは数万円するので、失敗しないためにもお店が販売している実店舗・通販サイトを利用してください。

中古の冷蔵庫を購入する時には、ゴキブリに注意してください。ゴキブリは暗くて暖かく、水がある所が大好きですので、キッチンにある冷蔵庫はゴキブリにとっては楽園そのものです。購入する時は、必ずゴキブリや虫が発生していないか確認しましょう。

ゴキブリは1mmの隙間があれば、どこにでも侵入します。特に冷蔵庫の背面には、冷蔵庫内部への侵入経路がある場合もあります。中古の冷蔵庫を購入する時は、冷蔵庫の裏・側面・内部の隙間や溝などを確認するのがおすすめです。

万が一、冷蔵庫の下にゴキブリを見つけたら、すぐに殺虫剤をスプレーすることは避けましょう。冷蔵庫の下はゴキブリの住処になっている可能性があり、殺虫剤をスプレーすれば、ゴキブリがたくさん飛び出してくる恐れがあるためです。冷蔵庫の下にゴキブリを見つけたら、バルサンなどの燻煙剤や毒餌で駆除がおすすめです。

ハードオフ・セカンドストリートなどのリサイクルショップは、家電量販店と同様に実物を自分の目で見て購入できるのがメリットです。中古品なので、傷・汚れなどが付いていたり、黄ばんでいたりする場合もあります。

画面だけでは分からない部分もあるので、納得できる中古冷蔵庫を見つけたい方は、リサイクルショップをおすすめします。一方、思ったよりも安くない場合もありますので、時間があれば他店舗と比べてみましょう。

通販は、自宅でゆっくり選べてちょっとした隙間時間にも手軽にチェック可能です。忙しくて店舗でゆっくり見られない方も、通販なら探しやすいですよね。大手通販サイトなら、実際に中古冷蔵庫を購入した方の口コミも見られます。

基本的には中古冷蔵庫の情報・状態・写真を1度に確認できるので、詳しい部分の確認ができます。欲しい中古冷蔵庫の比較も手間がかからないので、忙しい方・ゆっくり選びたい方は通販での購入がおすすめです。

オークションは、自分で入札してほかの人と価格を競うシステムです。うまくいけば相場よりもかなり安く購入できますが、結局高くついてしまう場合もあるので気を付けてください。個人・リサイクルショップがの出品が多いです。

また、フリーマーケットにはサイトを通して購入する通販タイプと、実際に足を運ぶタイプがありますが、近年はフリマサイトが主流です。また、個人が出品している場合は、情報が少なかったり実際とは違ったりする場合があるのでしっかり確認しましょう。

フリマは値下げ交渉が可能な場合も多いです。オークション・フリマは掘り出し物を見つけやすい購入手段ですが、販売元・配送設置料・保証についての確認が大切です。

300L以下の比較的小型の冷蔵庫は、一人暮らし向けの容量です。数日分の食材なら収納できますが、料理が趣味でさまざまな食材を使いたい方は、物足りないかもしれません。1ドア~3ドアで収納力に差が出るので、普段の使い方に合ったドア数を選ぶのも大切です。野菜室が必要な方は3ドアをおすすめします。

300~400Lは2~3人向けの容量です。5年以内の年式であれば、機能性に優れた冷蔵庫が多いので使い勝手がアップします。もちろん年式が新しいほど価格が上がるので、予算に合った中古冷蔵庫を選んでください。また、1つ1つの引き出しにしっかり容量があるので、まとめ買いする方も助かります。

400~600Lは4人以上の人数が多い家庭向けにおすすめの容量です。スリム設計の冷蔵庫も増えていますが、冷蔵庫によっては幅が広い商品もあり、予定していた設置場所に置けない場合もあるので事前にしっかり確認しましょう。買い替えの際は、現在使っている冷蔵庫の大きさをベースに選んでください。

サイズを選ぶ際には、搬送経路と同時に設置可能な本体サイズかどうかも重要です。設置場所に本体サイズより10cm以上余裕があるかを確認してください。容量が多い・古い年式ほど、サイズが大きくなるので気を付ける必要があります。

次に確認しておきたいのがドアの開閉向きです。買い替えの場合は、使っていた冷蔵庫と同じドアの向きを選べば問題ありません。一方で、通路幅が狭かったり引っ越したりした場合、ドアの開閉向きを確認するのは重要です。普段の使い方・ドアの位置・家電の位置を確認して決めましょう。

メーカー・年式によって冷蔵庫のデザインには違いがあります。新しい年式の方がおしゃれなカラーが多く、スタイリッシュです。最近は落ち着いた色合いの冷蔵庫が人気ですが、ほかの家電や部屋のテイストに合わせるのもおすすめです。

飲み物に氷を入れる方におすすめなのが自動製氷機能です。タンクに給水する手間はありますが、水をセットしておけば自動で定期的に氷が作られます。自分で割る必要はなく、使いたいときにすぐに氷を取り出せるのが魅力です。

また、自動製氷機能が搭載されていなくても、ほとんどの冷蔵庫には氷を作る小さい冷凍室があります。あまり氷を使わない場合は、自動製氷機能にこだわらなくてもいいかもしれません。

多くの家電で取り入れられているAI機能は、冷蔵庫にも搭載されています。冷蔵庫のAI機能は、家族に合わせた賢い使い方を自動で行うため、無駄な稼働を抑え省エネも可能です。

メーカーによっては、音声でレシピを教える機能が搭載されています。冷蔵庫をしっかり使いこなしたい方は、AI機能搭載の商品を検討しましょう。

買い物の手間を省いたり、お得に食材を購入したりするために、まとめ買いをする方は多いですね。最近では大容量の食材を取り扱うスーパーが多いため、1度にたくさん購入しやすい環境です。

食材は冷蔵では長く保存できないため、小分けして冷凍庫で保存します。近年冷凍技術の性能がアップしており、特におすすめなのが業務用並みの急速冷凍・解凍不要で簡単に切れる冷凍機能です。チルド微冷凍は、普通よりも低い温度設定で完全に冷凍せずに食材を保存する方法で、こちらも要チェックです。

常に稼働させている冷蔵庫の電気代は気になりますよね。古い年式の中古冷蔵庫は、残念ながら省エネ性能が高くない商品が多いです。なるべく新しい年式・省エネ性能高い中古冷蔵庫を選ぶと電気代が抑えられます。

省エネは家計だけでなく環境にもやさしいので、積極的に選ぶのをおすすめします。省エネ達成率の表示があり、数値が高い方を選ぶのがポイントなので中古冷蔵庫を選ぶ際に確認してください。

購入の際は、本体価格だけでなく配送料と設置料も確認しましょう。通販の場合、店舗によっては「東京23区内は送料無料」など地域によって送料無料になる場合があります。また、冷蔵庫の設置に自信がない方は、設置料は別か、もしくは配送料に設置も込みかどうかチェックしてください。

中古冷蔵庫はお得に購入できますが、直接見られない場合が多いため、慎重に選びたいですね。価格が安いからといって状態が悪い冷蔵庫を選んでしまうと、故障・異臭の原因になります。なるべく機能性・状態がいいものを選び、賢くお得に購入しましょう。