ウォーターサーバー付き冷蔵庫おすすめ6選｜日立の冷蔵庫は？浄水器付き冷蔵庫はある？

ウォーターサーバーが生活動線を妨げてしまう

とお悩みではありませんか？

小さい子どもやペットがいる家庭では、転倒のリスクも気になります。そんなときにおすすめなのが、ウォーターサーバーがついてる冷蔵庫です。

ウォーターサーバー冷蔵庫は海外製がほとんどですが、日本製は日立が販売しています。

そこでこの記事では、ウォーターサーバー付き冷蔵庫の選び方とおすすめ商品を紹介します。ぜひ最後までご覧ください。

ウォーターサーバー付き冷蔵庫は、冷蔵庫とウォーターサーバーが一体になったタイプです。

冷蔵庫のドアにウォーターサーバーが設置されているのが特徴で、「サイドバイサイド冷蔵庫」とも呼ばれています。

「いつでも冷たい水が美味しく飲める」のがメリットです。また、ウォーターサーバーを別で設置する必要がないので、キッチンの省スペースにもつながります。

ウォーターサーバー付き冷蔵庫で注意すべきポイントは2つあります。

まず、ウォーターサーバー部分から水を出すため、給水管を設置できるかです。機種によっては工事が必要な場合があるので、事前に確認しておきましょう。

次に、床の補強ができるかです。ウォーターサーバー付き冷蔵庫は重量あります。床を傷つけたりへこませたりしないように、耐久シートを敷くのを検討してださい。

実は、たった2つのポイントを意識するだけで、冷蔵庫選びを失敗する確率がグッと下がります。

2つのポイントとは、

これだけです。

あまりこだわりがない方は、ここまで絞ったら、あとはなるべく最新モデルを選べば間違いありません。

それでは詳しく解説していきます。失敗しないためにも【必読】がついた見出しだけは目を通してください！

まずは、一番大切な冷蔵庫の容量を、だいたいでいいので決定しましょう。

以下を目安に、家族人数を基準に容量を選んでください。

ウォーターサーバー付きの冷蔵庫は600L前後の大型冷蔵庫しかありません。

5人家族以下の方だと空間を持て余してしまう可能性が高いです。また、容量が多い分設置スペースも大きくなるので、設置できるかしっかり確認しましょう。

冷蔵庫のドア枚数は、容量を決めるとほぼ自動的に決まってきます。大型冷蔵庫だと、観音開きは6ドア・5ドアが多い傾向です。

ただ、一部の変則的な機種は冷凍室が2段になっていたり、野菜室が冷蔵室内に含まれていたりします。

そのため、ドア枚数で決めるというよりかは、内容を見て使いやすさを考慮し選んでください。

ウォーターサーバー付きの大型冷蔵庫を購入する場合は、搬入経路が本体＋10cmのゆとりがあるかチェックする必要があります。

作業員2人での搬入が難しいとなった場合は以下のような追加費用がかかったり、最悪の場合は搬入自体を断念したりする恐れがあるので、必ず確認しましょう。

⏬搬入に追加料金がかかる場合

• 作業員追加
• 内階段
• 3階以上の外階段
• クレーン車・リフト利用など

大型冷蔵庫の搬入には、

・玄関の高さと幅

・階段・エレベーター高さとの幅

・廊下・通路の幅

・階段の幅

上記の搬入経路を確認しなければなりません。

先ほど紹介した搬入経路の条件「冷蔵庫の本体幅＋10cmのゆとり」は共通です。すべての箇所でこの条件を満たしているかチェックしてください。

大型冷蔵庫に必要な放熱スペースはとても狭いです。

図のように、

• 側面に5〜10mm
• 上部は40〜50mm開放
• 背面はピタ付けOK

このような条件が標準です。そのため、大型冷蔵庫の場合はほぼ度外視で構いません。

ここまでお読みの方の中には、「え？メーカーや電気代は比べなくていいの？」と感じたかもいるかもしれません。

結論、メーカーごとの違いや電気代に大きな差はありません。

編集部独自で行った冷蔵庫購入者アンケートでも、「気にする必要がなかった」と票を集めた項目が「メーカー」でした。

結局のところ冷やす・冷凍すると使い方がシンプルなため、違いは実感しにくいです。

省エネは3番目の投票数でした。事実、最新冷蔵庫は同一容量の機種間で電気代の差はそれほどありません。

メーカー・省エネで選ぶというよりも、ここまで紹介した選び方に加え使いやすそうと感じたものを選ぶ、といった視点が大切です。

みんなどこで失敗した？

きっとそこが知りたい方も多いですよね。

まずは、購入者が「もっと気にして買うべきだった」と後悔した項目について実施したアンケート結果を見てみましょう。

※赤字部分は解説済み

大きさの目安となる「定格容量」は、ケースや棚・ポケットなどをはずした上で、庫内の容量を単純に測定したものです。

しかし実際に食品を収納する時には、中に設置した棚やポケットに収めていくので、定格容量すべてに食品がつめ込める、というわけではありません。必ずデッドスペースが出ます。

実際の食品収納スペースは＜＞で括られた記載があるほか、実機を確認してどこまで手が届きそうか、使いやすそうか確認してください。

いくら容量が大きくても、奥行きが深すぎて使いにくくなったり、最上段が使いにくかったりすると、結局デッドスペースとなります。

アンケートでは昨今の巣ごもり傾向にあたって、冷凍室の広さを重要視する意見が目立ちました。

メーカーごとに配分に大きく差が出るわけではありませんが、迷った時は冷凍庫がより大きい方を選ぶと、買い置き・作り置きが多い方も安心です。

冷蔵庫の自動製氷機能の有無は、容量を選んだ段階でほぼ決まります。

500L以上の容量がほとんどのウォーターサーバー付き冷蔵庫のほとんどに、製氷機能はついています。気にして選ぶ必要はあまりないでしょう。

自動製氷機能付きを考えている方は、

• お手入れモード搭載もしくは分解して水洗いできるか

をチェックしましょう。

自動製氷機は菌の繁殖を防ぐためにも定期的なお手入れが必須です。

お掃除モード搭載モデルも多いですが、気になる方は三菱の「洗える埋めちゃっタンク」のように、給水タンク・パイプ・ポンプまですべて丸洗いできるものがおすすめです。

結論、各社400L以上のメインのラインナップから選ぶべき。

ただしカタログの記載を過信しない。

鮮度保持にこだわりたいなら、冷蔵庫メーカーの鮮度保持機能をチェックしてください。400L以上の各社メインのラインナップには、最新の鮮度保持機能が搭載されています。

各メーカーの冷蔵庫公式サイトをチェックすると、一週間新鮮だったり、鮮魚が数日間もつ、ような表現がありますよね。ただし、これら日数の過信は禁物です。

これはあくまでメーカーがカタログに載せるための試験下でのこと。

実際は冷蔵室冷凍室は一日のうちで何度も開け閉めしますし、そもそも購入してきた元々の野菜の鮮度すら、状態によってばらつきがあります。

またそれぞれの食材に適した保存方法があり、それによっても劣化速度が変わります。最新の冷蔵庫に入れておけば、なんでも長期間おいしさが保たれる、というわけではありません。

ドアの開き方は使用感に大きく影響。

想定している設置場所で冷蔵庫のドアがスムーズに開閉できるか、事前にシミュレーションしておきましょう。基本的に利き手に合わせると使いやすいです。

ちなみに開き方は以下のパターンで決まっています。

・幅600mmの冷蔵庫 →片開き・両開き

・幅650mm以上の冷蔵庫 →観音開き

冷蔵庫の「右開き」「左開き」って、結局どっち？

結論、ヒンジのついている側で見分けるのが覚えやすいです。

右側にドアのヒンジがついていれば、右開きですよ。

野菜室の位置は「真ん中のモデル」と「下部のモデル」が存在する。

野菜室・冷凍室の位置は使いやすさに直結します。頻繁に使用する方を真ん中に持ってくることで、かがむ手間を減らせます。

各メーカーどちらのタイプも販売しているため、購入前にどちらを真ん中に持ってくるかを決定しておきましょう。

ウォーターサーバー付き冷蔵庫のカラーは、ステンレスか白のみになります。そのため、キッチンやインテリアに馴染みやすいかどうかもチェックしておきましょう。

ステンレスは基本的にはキッチンに合わせやすく、飽きがこないデザインになりますが、白は雰囲気が変わる場合もあります。キッチンのインテリアに合わせて、好みのデザインを選ぶのもおすすめです。

「マーベ」はメキシコのメーカーで、他のメーカーと比べてもリーズナブルな価格帯が特徴です。

元々はGEのOEM製品を製造していましたが、製品の品質はGE製品と同じなのでコスパの高さを求める方におすすめします。

ただし、知名度はそこまで高くなく、日本では販売されている店舗が少ないです。購入の際には事前に調べておきましょう。

「ワールプール」は、アメリカに本社を持つ世界最大の白物家電企業で、日本でも長く販売されています。

歴史の長さから製品での品質の高さも評価は高く、初めて購入する方でも安心です。価格帯は、60～75万円前後です。

冷蔵庫の仕様は他のメーカーと比べてそこまで大差はないので、価格帯などからチェックしてみましょう。

日立には大容量615Lでウォーターサーバー付きの冷蔵庫「R-SBS6200」が販売されています。

ウォーターディスペンサーとアイスディスペンサーが付いていて、クラッシュアイス・キューブアイス・冷水をワンタッチで選べます。

給水タンクは4Lあり、水道水を入れて使用します。日立ならではの「うるおいチルド」や「急速冷凍」など、便利な機能も充実です。

ただこの機種は生産終了モデルなので、AmazonやYahoo!ショッピングなどの中古品しか手に入りません。新品をお探しの方は、海外メーカーをお探しください。

冷蔵庫にウォーターサーバーが付いていても、製氷機や浄水器が欲しい方も多いですよね。選択肢は限られますが、浄水器付きや氷も取り出せるディスペンサー付きの冷蔵庫もあります。

また、ウォーターサーバー付き冷蔵庫には浄水フィルターやウォーターフィルター内蔵のものもあるので、定期的なお手入れやフィルター交換で常にきれいなお水が飲めるのもメリットです。お手入れする際は、必ず電源プラグをコンセントから抜いておきましょう。

さらに、お手入れの際に洗剤を使う場合は、メーカーが推奨しているものを使ってください。詳しくは取扱説明書に記載があるので確認しておくと安心です。

ウォーターサーバー付き冷蔵庫の価格帯は、60万円前後が平均になります。価格帯の低いものでは、35万円程度で販売されているものから、高価なものでは100万円を超えるモデルもあります。

また、ウォーターサーバーが付くので、電気代も普通の冷蔵庫よりも高くなる傾向があります。ランニングコストも考慮しながら、選ぶようにしましょう。

ウォーターサーバー付き冷蔵庫は、いつでもおいしいお水や氷が楽しめるのが魅力です。また、おしゃれなデザインでインテリアに馴染みやすいので、キッチンの雰囲気を変えたい方にもおすすめします。ウォーターサーバー付き冷蔵庫で、ワンランク上の暮らしを楽しみましょう。