アイリスオーヤマの冷蔵庫はうるさい？｜ポンと音がする原因や冷えない時の対処法も

Amazonレビューやブログなどを見ると「うるさい」「音が気になる」といったコメントが見られるアイリスオーヤマの冷蔵庫。しかし一方では「音は全然気にならない」「静か」のような記載もあります。どちらが本当なのか疑問に思いますよね。

実は「ブーン」や「ポン」といったうるさい異音は、故障が原因かもしれません。そこで今回は、アイリスオーヤマの冷蔵庫の口コミも紹介しつつ、異音の種類や原因もあわせて解説していきます。また、アイリスオーヤマの冷蔵庫はなぜ安いのか、壊れやすいのかなども必見です。

さらに、アイリスオーヤマの静音設計のおすすめ冷蔵庫も紹介しています。アイリスオーヤマの冷蔵庫の購入を検討している方は、ぜひ参考にしてみてください。

アイリスオーヤマの冷蔵庫のAmazonレビューには、実際にうるさいといった評価が多く、さらには複数の冷蔵庫でそういったレビューが見受けられます。実際のAmazonの口コミを見てみましょう。

コンパクトな作りでありながら容積も90Lあり、それでいて安価なアイリスオーヤマの冷蔵庫「IRR-A09TW-W」。省エネの場合は、使い始めたころは静かだったものの、1ヵ月、2ヵ月と時間が経つにつれ、うるさい音が鳴りはじめます。

「ブーン」とといった音が目立ち、中の部品を動かすと一度はそんな音も止む様ですが、しばらくするとまた鳴ってしまい、根本的な解決にはならない様子です。

ワンルームの一人暮らしですと、冷蔵庫のそばで寝る場合が多いです。そんなとき大きな音が何度も何度も鳴っていたら眠れませんよね。起きているときも大きな音で集中できず、勉強やデスクワークにも影響が出そうです。

静音設計であるにも関わらず、うるさいといったレビューがあります。どうやら先ほどの商品の「ブーン」といった音とは違い「ポン」「ガタ」などの異音や、氷が落ちているような「カラカラ」といった音も聞こえるようです。

どちらのレビューも眠れないくらいの大きさとの事なので、これではワンルームではとても使えそうにないですよね。これらのようなうるさい音が冷蔵庫から突然聞こえると、ちゃんと冷えているか何度も確認してしまってストレスが溜まったり、壊れていないか不安になったりしてしまいますよね。

いくらアイリスオーヤマの冷蔵庫はコスパがよくても、決して安い買い物ではありません。買い替えや修理に出すのもお金がかかり、買ったのを後悔してしまいます。では、アイリスオーヤマの冷蔵庫は、本当にうるさい商品しかないのかと気になりますよね。

しかし一方で、アイリスオーヤマの冷蔵庫には「静か」「音は気にならない」といったレビューも見受けられます。実際のAmazonのレビューを見てみましょう。

アイリスオーヤマの冷蔵庫はうるさいと言われている一方で、同じアイリスオーヤマ製でも「静か」「気にならない」と言われている冷蔵庫もあります。またこの冷蔵庫は、静音設計を売りにしており、その表記は28dBと、そばで生活していても気にならないほど静かな音です。

確かに「寝室でも気になりません」といったレビューは、先ほど挙げた「うるさい」などのレビューとは真逆の評価です。こちらの冷蔵庫「IRSD-14A-W」であれば、ワンルームのような狭い空間でもストレスを感じる心配もなく使用できそうです。

いったいなぜ、同じアイリスオーヤマの冷蔵庫でもここまでレビューが違ってくるのか、気になりますよね。次で紹介する「静か」と言われている他の冷蔵庫も参考にしてみましょう。

「AF156-WE」は自動霜取機能がついており、さらには静音26dBと静かな設計の冷蔵庫です。実際のレビューにもあるとおり、音はほとんど気にならず、また「ブーン」といった音が聞こえはするものの、ドアを開け閉めするときや、熱を持った物を入れたときなど一時的な様子。

こちらの冷蔵庫も静かで、一人暮らしの方でも快適に使えそうです。同じアイリスオーヤマの冷蔵庫であっても、音についての評価はさまざまです。そもそもアイリスオーヤマの冷蔵庫がうるさい原因はいったいどこにあるのか、またうるさいと言われている冷蔵庫は元々そのような設計で、どうにもならない物なのか気になりますよね

実は、冷蔵庫がうるさい音を出すのはちゃんとした理由があります。音の原因を知ると、今使っている冷蔵庫に何が起きているかを把握できます。次の章で冷蔵庫の出す音の種類や、その原因について解説します。

コンプレッサーとは、冷蔵庫内部に設置されている装置であり、冷蔵庫内を冷却してくれる大事な心臓部です。冷蔵庫内の温度が設定された温度以上になるとコンプレッサーが動作し、冷蔵庫の中を冷やしてくれます。

アイリスオーヤマの冷蔵庫は、特にコンプレッサーに関する音についてのレビューが多く見られます。「ブーン…」「ポン」といったうるさい音が出ていたら、コンプレッサーが原因と考えられます。

コンプレッサーは動いているとき「ブーン…」といった低めの音を出します。またその際コンプレッサーが振動するため、冷蔵庫が何かに触れているとより大きな音になります。

「ブーン…」といった音が大きい、また長時間経っても音が止まない場合があります。その原因はコンプレッサーが故障しており動作に異常がある、または冷蔵庫の置き場所に問題があると考えられます。

コンプレッサーが動作するときと、冷蔵庫を冷やしてその動作を終えたとき「ポン」と少し乾いた音が聞こえる場合があります。「ブーン…」とコンプレッサーの動作音がしばらく鳴った後「ポン」と音が鳴ると「ブーン…」といった音も止まります。

特別大きな音でなければ、コンプレッサーの正常な動作音ですので問題ありません。しかし同時に「ガタッ」など大きな音がする場合は、コンプレッサーに異常がある可能性があります。

ファンとは、冷蔵庫内の冷気を冷蔵室や冷凍室へ送りこむための装置です。「カラカラ」と金属音が聞こえる場合、ファンに原因があると考えられます。

ファンが古くガタガタしている、ファンのそばに霜ができて当たっているなどの異常がないかチェックしましょう。また、ファンは冷蔵庫を閉じているときのみ動作します。正常に動作しているかを確認しましょう。

サーモスタットとは、冷蔵庫内部の温度をはかるためのセンサー装置です。コンプレッサーやファンが正しく動作するための装置で、これらと密接な関係にあります。

サーモスタットが故障して正確な温度を測れないとコンプレッサーが動き続けてしまい、うるさい音の原因となります。また、ファンが動作せず冷蔵庫が冷えないといった別の問題にもつながります。

アイリスオーヤマの冷蔵庫でも「Number」シリーズ162Lが壊れやすいといった口コミがみられますが、アイリスオーヤマの冷蔵庫はどの型番であっても基本的に壊れやすいということはありません。正しい使い方を遵守していれば、故障を避けられます。

冷蔵庫が冷えない原因は、いくつか理由が考えられます。該当していないかチェックしてみてください。

• コンセントが抜けているなど、電源が入っていない
• 庫内の温度設定が正しくない
• 庫内の温度が上昇
• 食品を多く詰め込んでいる
• 霜が付いている
• 冷蔵庫まわりのスペースが不十分

まず、コンセントが抜けていないか、電源を確認しましょう。また、庫内の温度にも注目してください。ドアのゴムパッキンが原因で密閉できていない・ドアの開閉が多いのも原因となります。温度は季節によって調節が必要で特に夏場は弱だと冷やしきれません。

そのほか、食品を詰めすぎて送風口をふさいでいる・霜ができている・冷蔵庫まわりにゆとりがないのも冷えにくくなります。原因を突き止めて、庫内の温度を上げないよう適切に扱いましょう。

アイリスオーヤマといえば、冷蔵庫含めて電化製品が安いのが特徴です。安い理由はアイリスオーヤマは基本的に自社製造を行っていないからです。いわゆる、外部に製造を委託して設備や人件費の費用を抑えているため、安く電化製品を販売できます。

また、機能の無駄を省いてシンプルな設計にして低価格で販売しているのも安い理由です。もちろん、アイリスオーヤマには高機能のハイスペック製品も販売されています。このように費用を抑え、シンプルな機能によって安く販売できています。

一人暮らしであれば、アイリスオーヤマのミニ冷蔵庫である『IRR-45』がおすすめです。また、横幅も約47.2×奥行約45.0×高さ約49.2なので、プライベートルームでの使用も適しています。さらに製氷室付きなので、少量の氷を作れるのもおすすめのポイントです。

なお『IRR-45』の情報は以下のとおりです。

冷蔵庫の使い方が悪かったりお手入れが行き届いていないと、静音冷蔵庫であってもうるさい音が出てしまいます。冷蔵庫が出すうるさい音の対策方法をマスターして、コスパのいいアイリスオーヤマの静音冷蔵庫を使いこなしましょう。