【2024最新】大容量700L以上の大型冷蔵庫おすすめ4選｜800L以上はある？

冷蔵庫を選ぶ際は、種類が多くてどれを選べばいいの？どんな機能が必要なの？

と迷う方も多いと思います。

特に5～6人暮らしのファミリーには大容量の冷蔵庫が必要ですが、実際どれくらいのサイズならいいのか選ぶのが難しいです。

この記事では、大家族におすすめ700L以上の大型冷蔵庫を徹底解説していきます。

700Lの大容量冷蔵庫となると、気になるのはそのサイズと価格です。大型冷蔵庫のサイズ感や必要な設置寸法、そしてそれに伴う相場価格についてもご紹介するので、ぜひ参考にしてください。

実は、たった2つのポイントを意識するだけで、冷蔵庫選びを失敗する確率がグッと下がります。

2つのポイントとは、

これだけです。

あまりこだわりがない方は、ここまで絞ったら、あとはなるべく最新モデルを選べば間違いありません。

それでは詳しく解説していきます。失敗しないためにも【必読】がついた見出しだけは目を通してください！

ここでは、700L以上の冷蔵庫が本当に自分にぴったりな容量なのかを確認していきます。

適切な容量を選ぶには、一般的に推奨されてる家族人数別容量よりも大きめのものを選ぶことのが大切です。以下、表にまとめました。

700L冷蔵庫は5人家族以上の大家族に適した容量です。5人家族以下の方が購入しても、収納スペースを持て余してしまいます。

広いスペースも必要になりますので、よっぽど食料の量が多く且つ置き場所に余裕がある方以外にはおすすめしません。

冷蔵庫のドア枚数は、容量を決めるとほぼ自動的に決まってきます。400L以上の大型冷蔵だと、 観音開きの6ドアやそれ以外5ドアが多いです。

大型冷蔵庫を購入したい場合は、搬入経路が本体＋10cmのゆとりがあるかチェックする必要があります。

上の画像の玄関口を例に考えてみましょう。玄関口に本体＋10cmのスペースがないと作業員が搬入しずらくなります。

作業員2人での搬入が難しいとなった場合は以下のような追加費用がかかったり、最悪の場合は搬入自体を断念したりする恐れがあるので、必ず確認しましょう。

⏬搬入に追加料金がかかる場合

• 作業員追加
• 内階段
• 3階以上の外階段
• クレーン車・リフト利用など

大型冷蔵庫の搬入には、

・玄関の高さと幅

・階段・エレベーター高さとの幅

・廊下・通路の幅

・階段の幅

上記の搬入経路を確認しなければなりません。

先ほど紹介した搬入経路の条件「冷蔵庫の本体幅＋10cmのゆとり」は共通です。すべての箇所でこの条件を満たしているかチェックしてください。

大型冷蔵庫に必要な放熱スペースはとても狭いです。

図のように、

• 側面に5〜10mm
• 上部は40〜50mm開放
• 背面はピタ付けOK

このような条件が標準です。そのため、大型冷蔵庫の場合はほぼ度外視で構いません。

ここまでお読みの方の中には、「え？省エネ性能や電気代は比べなくていいの？」と感じたかもいるかもしれません。

結論、メーカーごとに違いは大きな差はありません。

編集部独自で行った冷蔵庫購入者アンケートでも、省エネは3番目の投票数でした。

事実、最新冷蔵庫は同一容量の機種間で電気代の差はそれほどありません。

省エネで選ぶというよりも、ここまで紹介した選び方に加え使いやすそうと感じたものを選ぶ、といった視点が大切です。

日立の真空チルドシリーズの主な特徴は以下の通りです。

• 日立冷蔵庫コンシェルジュアプリ：食材ごとの賞味・消費期限を管理
• サッと急冷却：通常の冷蔵室よりも低い約2℃の低温で保存できるスポット冷蔵
• 新鮮スリープ野菜室：野菜の水分を保って常に新鮮な状態を保つ
• デリシャス冷凍：アルミトレイが熱を奪って肉や魚の旨味を逃さず素早く冷凍
• 電動引き出し：重いドアがタッチするだけで開く

では、おすすめの商品を見ていきましょう。

三菱の置けるスマート大容量シリーズの特徴は以下の通りです。

• 全室独立おまかせA.I：AIが部屋別に庫内の適温を操作
• 薄型断熱構造SMART CUBE：大容量ながらスリムな設計
• 切れちゃう瞬間冷凍：包丁でサクッと切れる絶妙な冷凍加減で時短料理
• 朝どれ野菜室：野菜からの水分の蒸発を抑え、うるおいを保って保存
• 自動製氷機：製氷皿だけでなくポンプまで外して丸ごと洗える

では、おすすめの2商品をチェックしてみましょう！

今まで紹介してきた4商品の価格を比較したところ、全般的に三菱の方が各ショップの設定価格が低い傾向がありました。

価格重視なら三菱の冷蔵庫をチェックしてください。また、型落ち商品もお買い得で狙い目です。

4商品の容量を比較すると、日立が採用する「735L」が最大です。

とにかく容量重視なら、日立を選択してください。

冷蔵庫のスリムさは三菱に軍配が上がります。

日立の冷蔵庫：幅880mm

三菱の冷蔵庫：幅800mm

もっとも、スリムと言っても800mmはあるため、一般的な冷蔵庫サイズと比べるとかなり大きくなります。

みんなどこで失敗した？

きっとそこが知りたい方も多いですよね。

まずは、購入者が「もっと気にして買うべきだった」と後悔した項目について実施したアンケート結果を見てみましょう。

※赤字部分は解説済み

大きさの目安となる「定格容量」は、ケースや棚・ポケットなどをはずした上で、庫内の容量を単純に測定したものです。

しかし実際に食品を収納する時には、中に設置した棚やポケットに収めていくので、定格容量すべてに食品がつめ込める、というわけではありません。必ずデッドスペースが出ます。

実際の食品収納スペースは＜＞で括られた記載があるほか、実機を確認してどこまで手が届きそうか、使いやすそうか確認してください。

いくら容量が大きくても、奥行きが深すぎて使いにくくなったり、最上段が使いにくかったりすると、結局デッドスペースとなります。

アンケートでは昨今の巣ごもり傾向にあたって、冷凍室の広さを重要視する意見が目立ちました。

メーカーごとに配分に大きく差が出るわけではありませんが、迷った時は冷凍庫がより大きい方を選ぶと、買い置き・作り置きが多い方も安心です。シャープからは冷凍庫が大きめの「メガフリーザー」を搭載したモデルも出ています。

冷蔵庫の自動製氷機能の有無は、容量を選んだ段階でほぼ決まります。400L以上は自動製氷＆独立製氷室が付いています。

700L以上の冷蔵庫も言わずもがな搭載されておりますので、心配する必要はありません。

自動製氷機能付きを考えている方は、

• お手入れモード搭載もしくは分解して水洗いできるか

をチェックしましょう。

自動製氷機は菌の繁殖を防ぐためにも定期的なお手入れが必須です。

お掃除モード搭載モデルも多いですが、気になる方は三菱の「洗える埋めちゃっタンク」のように、給水タンク・パイプ・ポンプまですべて丸洗いできるものがおすすめです。

鮮度保持にこだわりたいなら、冷蔵庫メーカーの鮮度保持機能をチェックしてください。400L以上の各社メインのラインナップには、最新の鮮度保持機能が搭載されています。

各メーカーの冷蔵庫公式サイトをチェックすると、一週間新鮮だったり、鮮魚が数日間もつ、ような表現がありますよね。ただし、これら日数の過信は禁物です。

これはあくまでメーカーがカタログに載せるための試験下でのこと。

実際は冷蔵室冷凍室は一日のうちで何度も開け閉めしますし、そもそも購入してきた元々の野菜の鮮度すら、状態によってばらつきがあります。

またそれぞれの食材に適した保存方法があり、それによっても劣化速度が変わります。最新の冷蔵庫に入れておけば、なんでも長期間おいしさが保たれる、というわけではありません。

そうはいっても、最近の冷蔵庫は15年前に比べたら進化してるでしょ？

そう最新機能が知りたい方もいますよね。そこで、最新冷蔵庫のうち特に進化した、

・冷凍機能

・チルド＆パーシャル室

について解説します！

最新の冷凍機能は、急速冷凍＆カット食材の美味しい冷凍に力を入れている。

最新の冷蔵庫は、各社業務用レベルの冷凍性能や、家庭でカットした野菜や肉魚などを美味しく冷凍する技術が進化しています。

もちろん、三菱の有名な切れちゃう瞬冷凍なども健在です。

全体的に見て、まとめ買いをした野菜やお肉にお魚を美味しく保存するといった、今の時代に求められる機能が進化しています。

最近の冷蔵庫は、パーシャル室で凍らないギリギリの温度で保存する。

最近の大型冷蔵庫にはチルド室ではなくパーシャル室が備わっていたり、チルドと切り替えられたりすることがほとんどです。

「パーシャル室」とは、お肉がやお魚がギリギリ凍らない-3℃で保存するスペースこと。そのため、すぐに食材を取り出して、そのまま包丁の刃がサクッと入ります。

またこのパーシャル室で「解凍ルーム」を兼ねたモデルも増えてきています。ドリップを出さずに解凍できるため、家庭で冷凍した食材を美味しく調理できますよ。

ドアの開き方は使用感に大きく影響します。

想定している設置場所で冷蔵庫のドアがスムーズに開閉できるか、事前にシミュレーションしておきましょう。基本的に利き手に合わせると使いやすいですよ。

ちなみに開き方はパターンで決まっています。大型の冷蔵庫は観音開きがほとんどです。

冷蔵庫の「右開き」「左開き」って、結局どっち？

結論、ヒンジのついている側で見分けるのが覚えやすいです。

右側にドアのヒンジがついていれば、右開きですよ。

使用頻度にあわせて「真ん中野菜室」「真ん中冷凍室」を選びましょう。日立の「ぴったりセレクト」採用機種は、引き出し2段を「冷蔵」「冷凍」「野菜」の3パターンの温度を切り替えて使えます。

• 真ん中野菜室
  (野菜中心の人、健康志向の人、野菜をよくもらう人向け)
  
  
• 真ん中冷凍室
  (冷凍食材や作り置きの冷凍など、冷凍庫をよく活用する人向け)

「真ん中冷凍室」の方がやや冷媒効率がよく省エネ性が高い*ため、特にこだわりがなく、少しでも電気代を抑えたい方には「真ん中冷凍室」タイプがおすすめです。*下記参照

ここまで、6~7人家族に700L冷蔵庫をご紹介してきました。しかし、中には同じ6~7人で使用する場合でも容量600Lくらいで十分な方もいます。

たとえば、こまめに買い物に行くため食材を多く溜め込まない方や、冷凍庫がそこまで大容量必要ない方は、600L台の冷蔵庫で十分です。

容量の大きさは、もちろん冷蔵室が1番大きく閉めていますが、大容量の冷凍室を特徴としているモデルも多いです。

冷蔵庫の容量は、目安だけにとらわれず自分の家庭のライフスタイルに合わせて選ぶのが大切です。

• 自炊の頻度
• 買い物の頻度
• 作り置きするかどうか
• 冷凍庫をよく使うかどうか

上記のポイントをチェックした上で、容量を選びましょう。以下の記事では600L台の冷蔵庫について詳しくご紹介しています。ぜひ参考にしてください。

家庭用冷蔵庫は最大でも700L台で、残念ながら800L以上の超大型冷蔵庫はありません。業務用でもそこまで大きいものはなかなかありません。

どうしても800Lくらいの冷蔵庫が欲しい方は、600~ 700Lの大型冷蔵庫にプラスして、サブの小型冷蔵庫を置く方法もあります。

2台使いになるので場所を取りますが、小型冷蔵庫は以下の記事でもたくさんご紹介しているので、気になった方はぜひご覧ください。

新製品が発売され旧型となったモデルを型落ちといいます。1～2年程度の型落ちであれば性能は最新モデルと大きく変化しないです。新型発表から1年以上経過していれば、大手メーカーの冷蔵庫でも半額以下で購入できる場合もあります。

冷蔵庫が型落ちになる時期は秋ごろです。冷蔵庫の新モデルは10月～11月に発表されます。ですから販売店は型落ちになる時期を目前に控えた8月～9月にセールを行い、冷蔵庫の在庫をなくそうとしますのでねらい目です。

700リットルの冷蔵庫はたっぷり収納できるので、大家族や食材をたくさん収納しておきたい時に便利です。大容量でも省エネ性に優れていれば安心して取り入れられます。上位モデルとなるので機能性にも優れた使い勝手のいい冷蔵庫です。