冷蔵庫の下取りキャンペーンや引き取り方法は？｜ケーズデンキなどの家電量販店も！

家電製品の中で最も大きいのが冷蔵庫です。買い替えや引っ越しのときの処分をどうしたらいいのか、首をひねる方も多いです。実は冷蔵庫は粗大ごみで処分ができません。「それならどうやって処分するの？」との疑問を徹底的に解決します。

冷蔵庫の主な処分方法6つや、下取りキャンペーンなどお得な冷蔵庫の下取り・引き取りについても完全解説しています。処分方法によってかかる金額やメリット・デメリットを見比べて、最適な処分方法を検討してください。

下取りの依頼方法や、「ノジマ」「ヤマダ電機」「ケーズデンキ」などの大手家電量販店の対応をまとめた一覧表も必見です。無料の引き取りのみの対応はありませんがどこが安く引き取りしているのかチェックし賢く選んで上手に処分してください。

冷蔵庫は家電リサイクル法で定められた品目の1つであり、粗大ごみでは処分できません。家電リサイクル法とはエアコン・テレビ・冷蔵庫・洗濯機を処分するときにリサイクル推進のため、小売業者や製造業者に引き取りを義務づけた法律です。

そのため、冷蔵庫を処分するにはリサイクルの手続きが必要となります。基本的には購入元の店舗に引き取ってもらうのですが、購入元が不明な場合やすでに倒産している場合などは、お住まいの市町村に連絡して処分方法を確認しましょう。

東京23区の場合は家電リサイクル受付センターに問い合わせれば、回収業者などを案内してくれます。費用は回収業者ごとに異なるので、直接回収業者に支払ってください。

最も一般的な処分方法は、買い替え時に購入店に古い冷蔵庫を引き取ってもらう方法です。新しい冷蔵庫を配達・設置してもらうときに古い冷蔵庫を引き取ってもらえます。配達とは別にリサイクル料金+収集運搬料金が必要ですが、キャンペーン期間中だと無料になる場合もあります。

また、冷蔵庫を下取りしている家電量販店もあります。下取りで買い取ってもらえたり、冷蔵庫が割引になったりする場合があります。事前に下取りしているかどうかも含めて、家電量販店に確認してください。

冷蔵庫の機種がリリースされてから5年以内であれば、買い取り専門店で買い取ってもらえる可能性があります。買い取り専門店のメリットは、買い取ってもらえればリサイクル料金や収集運搬料金がかかりません。それどころか買い取り金額分、収支がプラスになる場合もあります。

しかし、使用感や傷の多い冷蔵庫は値段が付かない可能性もあります。それでもリサイクル料金や収集運搬料金がかからないのであれば、買い取り専門店で引き取ってもらうメリットは大きいです。

以下の記事では、冷蔵庫の買い取りについて詳しく解説しているので、ぜひ参考にしてください。

新しい冷蔵庫を購入せずに処分だけしたい場合は、冷蔵庫を購入した店舗に引き取ってもらいましょう。もし購入店舗がわからない場合は、近くの家電量販店に引き取り依頼もできます。

家電量販店に依頼する場合はリサイクル料金+収集運搬料金がかかります。家電量販店によって費用が異なるので、事前に確認して見積もりを取りましょう。

東京23区の場合は家電リサイクル受付センターを利用して、冷蔵庫を処分できます。購入店舗を忘れてしまった場合や、冷蔵庫の買い替えではなく処分のみの場合に利用しましょう。

家電リサイクル受付センターに依頼すると収集運搬業者が案内され、その業者に直接リサイクル料金や収集運搬料金を支払います。リサイクル料金や収集運搬料金の目安も掲載されていますので、安心して利用できます。

楽天オークション・ヤフーオークションなどに冷蔵庫を出品して処分する方法もあります。

オークションへの出品は画像の撮影や冷蔵庫の掃除、オークションへの登録手続きなどさまざまな手間がかかります。しかし、リサイクル料金がかからず、落札金額によっては収支がプラスになるメリットもあります。

買い手が付くまで時間がかかるため、冷蔵庫を置いておけるスペースも必要です。さまざまな手間はかかりますが、落札されたときのメリットが大きい方法です。

買い替えではなく元々の購入店もわからないなど、どうやって処分すればいいのかわからない場合は市区町村に問い合わせましょう。粗大ごみで処分できませんが、適切な処分方法や回収業者などを案内してくれます。

市区町村の条例によって処分方法や規則が異なる場合もあります。事前に問い合わせれば、正しい処分方法を確認できます。

下取りとは新しい冷蔵庫を購入して、古い冷蔵庫の買取をします。割引やポイントが付く場合もあります。メリットは下取りしてもらえれば、リサイクル料金や収集運搬料金がペイできる可能性があるのでお得です。

デメリットは、下取り対応している家電量販店が約半数程度しかなく、加えてキャンペーンで下取り対応しており、一定期間限定のケースもあります。

下取りの申し込みは購入と同時に行います。事前に下取り可能な冷蔵庫かどうか、購入予定の店舗に問い合わせて確認しておきましょう。購入時に下取りの申し込みをすると、購入した冷蔵庫の配達時に下取りもしてもらえます。引き取りの場合も同様です。

配達時に業者が冷蔵庫の設置まで行ってくれます。その際に下取りする冷蔵庫も運搬してもらえるので、依頼者が冷蔵庫を玄関まで運搬する必要はありません。手間がかからないのは嬉しいポイントです。

ヨドバシカメラでは時期によって、下取りキャンペーンを行っている場合があります。多くのキャンペーンではポイント還元によって下取りを行っています。冷蔵庫の機種などは関係なく下取りしてくれるので、キャンペーン中の買い替えがおすすめです。

冷蔵庫の引き取りももちろん行っており、リサイクル料金は冷蔵庫の大きさにより異なります。収集運搬費は550円とかなりリーズナブルです。

ケーズデンキは冷蔵庫の下取りを行っていません。引き取りは買い替えや購入元だった場合だけでなく、リサイクル回収のみでも対応してくれます。リサイクル回収のみの場合は収集運搬費が1,430円と出張費が3,000円です。

リサイクル料金は冷蔵庫の大きさやメーカーで変わります。事前にケーズデンキに問い合わせて確認しておきましょう。支払いは引き取りに来てもらったときに現金のみなので気をつけてください。

また、ケーズデンキでも「買い替え応援！下取りキャンペーン」行なっており、キャンペーン期間を利用するのも1つの方法です。

ヤマダ電機は下取りを行っており、買い取り手続きもとても簡単です。買い取り手続きする際は身分証明書が必要なので忘れずに持参しましょう。冷蔵庫は2013年製以降で下取りを行っています。本体に破損・色あせ・サビなど使用感が強いものは下取りの範囲外です。

引き取り・下取りのときの収集運搬料金は、一律1,650円です。リサイクル回収のみの対応もしており、出張費は2,750円となります。

ビックカメラはキャンペーンで冷蔵庫の下取りを行っています。キャンペーン情報はサイトに掲載されますので、事前に下取りキャンペーンをしていないかどうか確認しましょう。下取りキャンペーンはポイント還元で下取りする場合が多いです。

ビックカメラの収集運搬料金は、どのような大きさの冷蔵庫でも一律1,650円です。リサイクル回収のみの対応は行っておらず、商品の購入と引き取りがセットとなります。

エディオンは冷蔵庫の下取りを行っていません。収集運搬料金は250L以下の場合は1,000円、251L以上の場合は1,500円と変わります。さらに、購入した冷蔵庫と回収した冷蔵庫が異なる容量の場合など、さまざまな状況で収集運搬料金が変化するので、サイトにて確認してください。

リサイクル回収のみの対応も行っており、収集運搬料金は2,000～3,500円です。収集運搬料金にプラスしてリサイクル料金が別途必要になります。

ジョーシンは冷蔵庫の下取り対応を行っていません。収集運搬料金は買い替えの場合1,100円と、ほかの家電量販店に比べてリーズナブルです。リサイクル回収のみの対応も行っており、引き取りのみの場合は3,300円の収集運搬料金がかかります。

ジョーシンの配送エリア外は別途、料金が発生しますので気をつけてくださいね。事前にお近くの店舗に問い合わせて、見積もりしてもらうのをおすすめします。

ジャパネットたかたは冷蔵庫の下取りに対応しています。サイトに掲載されている冷蔵庫のうち、下取り対応しているものはその旨と下取り金額が掲載されています。下取りされている冷蔵庫だけ検索も可能なので、冷蔵庫の買い替えの際にはチェックしてください。

冷蔵庫の収集運搬料金は2,750～4,400円とサイズによって異なります。リサイクル回収のみの対応はしておらず、購入履歴があるか買い替えのみの対応となります。

家電専門店のノジマでは「下取りチェッカー」によるサービスを行っています。「下取りチェッカー」とはスマホのLINEアプリやWEBから24時間、査定が行える便利なサービスです。

下取り希望の冷蔵庫を入力すれば、市場価値に基づいた下取り価格が事前に調べられます。下取り可能な製造年は製品ごとに決まっているため、対象かどうかチェックしてから査定するのがおすすめです。

コジマでは冷蔵庫を含む家電の買取りは行っていません。コジマで冷蔵庫を引き取ってもらうなら、リサイクル料金・運搬収集費が必要です。費用は171L以上で税込6,380円・170L以下で税込5,390円（税込）になり、2台目以降は2,750円です。

冷蔵庫以外に同時にほかの家電をリサイクル処分するなら、収集運搬料金は1台に付き2,750円ですので、リサイクルショップで売れない商品であれば下取りに出した方が得です。指定された商品と買い換えする場合、ポイントプレゼントのキャンペーンをしていることもあるので、チェックしてみてください。

ヤマダ電気では、家電下取りキャンペーンを行なっており、冷蔵庫などの大型家電を下取りに出すと買い替えがお得にできます。下取りキャンペーンは以下の条件が必要ですが、買い替えをお得にできるのでおすすめです。

• 現在使用できるもの
• 製造年式が決められている(冷蔵庫は2013~2022年製)
• 本体に破損・変色・色あせ・サビ等があると買取できない
• 付属品がないものは買取できない

家電の処分は費用がかかると感じている人は、ノジマの「下取りチェッカー」を利用してください。業界初の下取りサービスであり、従来よりも高額な市場価格で下取りが可能です。新たに購入する機種にも条件がないのが嬉しいです。

従来買取は店頭価格の値引きがほとんどですが、下取りチェッカーは下取り代金を指定口座に振り込んでくれます。

冷蔵庫の買い替えや処分の際に意外と知らないのが電源を切るタイミングです。いつ電源を切っておけばいいのか、知っている方は少ないです。実は、処分する前日には冷蔵庫の電源を切っておく必要があります。

前日に電源を切ってやっておくべき作業とは何か、以下の記事でわかりやすく解説していますので、ぜひ参考にしてください。

冷蔵庫が粗大ごみで処分はできません。処分するときまで知らなかった方が多いので、適切な処分方法をしっかりチェックしておきましょう。さまざまな処分方法の中から最適な処分方法を選んで、賢く処分してくださいね。