冷蔵庫のクリーニングおすすめ業者5選｜料金は？自分でもできる？

電化製品の中でも、特にクリーニングしづらいのが冷蔵庫です。「別に汚れているように見えないから大丈夫」と、なかなか掃除しない方も多いかもしれません。しかし、冷蔵庫には液漏れや食べカスなどが蓄積され、しぶとい汚れが溜まっている可能性があります。

しぶとい汚れを落とすためには、冷蔵庫を一旦空にする必要があります。そこから、棚を分解してから掃除するので、非常に手間のかかる作業です。そこでおすすめなのが、プロのクリーニングサービスです。

業者が提供しているクリーニングサービスを活用すれば、「冷蔵庫を清潔に保ちたい、でも手間はかけたくない」そんな願いも叶います。おすすめの業者から気になる料金まで詳しく解説しますので、ぜひ参考にしてください。

冷蔵庫のクリーニングを業者に任せれば、自分では掃除できない細かな部分まできれいにできます。

単に野菜室や棚を掃除するだけでなく、パッキンの裏側やスライドケース・蒸発皿・全体の油汚れまですべてクリーニングしてもらえるので、見落としがちな部分もまとめて清潔にできるのがメリットです。

冷蔵庫のクリーニングを清掃業者に任せておけば、冷蔵庫の気になる臭いやカビなどを一掃できます。

先にも述べたように、全体的な汚れのみならず細かな部分まで徹底してクリーニングしてもらえるため、臭いのもととなる菌や汚れの除去が可能です。

プロでないと臭いの原因がわからない点も多いため、最近冷蔵庫の臭いが気になる方はぜひ清掃業者に依頼してみましょう。

冷蔵庫のクリーニングを清掃業者に依頼すると、汚れやカビが付きにくいようにコーティングしてもらえる場合もあります。なるべく長く清潔を保ちたい場合は、防カビ・防臭・防菌を行えるコーティングを依頼できる業者をおすすめします。

基本のクリーニング内容に含まれている業者もいれば、オプションで追加しなければならない業者もあるため、まずは基本のプランでどこまで対応してもらえるかを確認しましょう。

冷蔵庫のクリーニング業者を選ぶ際、はじめに注意しておきたいのが清掃費用は適切かです。

冷蔵庫のサイズや汚れ具合にも左右されますが、1ドアの小さめな冷蔵庫の場合〜1万1,000円ほど、2ドアの冷蔵庫で〜1万3,000円ほど、ドアが3つ以上ある大型の冷蔵庫の場合〜1万6,000円ほどがクリーニング費用の相場です。

この価格よりも大幅に安い、あるいは大幅に高い場合には注意しましょう。

冷蔵庫のクリーニング業者を探す際には、その業者がどのような洗剤を使用しているのかきちんと確認しておきましょう。

塩素系漂白剤やカビ取り洗剤などは汚れをすぐに落とせますが、強力な薬であるため、万が一冷蔵庫に成分が残ってしまえば食品が痛んでしまう場合もあります。棚に使用されているプラスチックが痛むので、刺激の強すぎる洗剤はNGです。

重曹・クエン酸・セスキ炭酸ソーダなど、環境に優しいエコ洗剤と呼ばれるものたちを使用している業者をおすすめします。

冷蔵庫のクリーニング業者を探す際、忘れてしまいがちな重要ポイントが損害賠償保険に加入しているのかどうかです。

冷蔵庫のクリーニングは、それぞれの部品を解体して細かく行われます。そのため、クリーニング途中に破損してしまうといった万が一のトラブルもないとは言い切れません。また、冷蔵庫周辺のクリーニングや家具などが傷つく、汚れる可能性もあります。

そういったトラブルが起こってしまった場合、損害賠償保険に加入している業者であれば、さらなるトラブルを生まずに済みます。最初のお問い合わせの際や、見積もりの段階などで加入しているかを確認しましょう。

くらしのマーケットは、全国の多くの清掃業者が登録しているサイトで、住所から業者を検索したり、利用者の口コミを見たりできる点から人気を集めています。登録されている業者には個人の清掃業者が多いので、損害賠償保険加入の有無も事前に確認しましょう。

冷蔵庫クリーニングを依頼した際は、円滑な作業のためにも冷蔵庫の中を事前に整理しましょう。冷蔵庫の中身を置く場合があるので、キッチン周辺を作業しやすいよう片付けておくのも大切です。

また、冷蔵庫を分解した際に、冷蔵庫のトレイなどを洗うためにシンクや浴室を使用する場合もあります。業者の方が来る前は、冷蔵庫自体の整理だけでなく、洗い物の片付けや洗面所・お風呂場も片付けておくと安心です。

業者によって多少の差はありますが、冷蔵庫クリーニングの一般的な所要時間は2～3時間です。冷蔵庫のサイズや汚れの具合によってさらに長くなる場合もあります。また、掃除の流れは以下のような手順の場合が多いです。

【冷蔵庫クリーニングの流れ】

1. 冷蔵庫の周辺を養生する
2. 冷蔵庫の中に入っているものを外に出す
3. 取り外し可能なパーツを外し、洗浄する
4. 冷蔵庫の内部やゴムパッキンなどを清掃する
5. 冷蔵庫の全体を拭き上げて終了

ここまで、冷蔵庫のクリーニングを業者に任せる場合について紹介してきました。しかし、わざわざ業者に依頼するほど汚れが気になっていない場合には、自分でクリーニングしたいものです。

自分で冷蔵庫をクリーニングする場合には、重曹や食器用中性洗剤を用いれば油汚れなどをきれいに落とせます。しかし、中性洗剤を使う場合には、刺激が強いため原液は絶対に使わず、掃除後の拭き取りを徹底しましょう。

詳しくは、冷蔵庫のクリーニングについて紹介したこちらの記事をご確認ください。

冷蔵庫の棚やパッキンだけでなく、製氷皿の掃除やフィルター交換など、冷蔵庫クリーニングは手順が盛りだくさんです。しぶとい汚れが気になる、臭いが出ないようにしたい場合には、最低でも年に1回ペースでの業者へのクリーニング依頼をおすすめします。