ホシザキの業務用冷凍冷蔵庫おすすめ5選｜価格の目安や処分方法も！

毎日の食事に必要な食料品の保存には冷蔵庫が欠かせません。スペースを気にせずたっぷり収納し、確かな冷却能力で食品の新鮮さを保ちたいですよね。しかし、冷蔵庫の容量や冷却力に対して、不満のある方もいるのではないでしょうか。

業務用冷蔵庫は大容量のモデルが多く、高い冷却能力を発揮します。今回取り上げるホシザキは、さまざまな業務用冷凍冷蔵庫をリリースしているメーカーです。テーブル型やショーケースなど、家庭用冷蔵庫には見られないタイプもあります。

ラインナップが幅広く、耐久性や省エネ性の高さも魅力です。そこで今回は、ホシザキ製業務用冷凍冷蔵庫の特徴について解説し、おすすめモデル5選を紹介します。家庭用冷蔵庫とはひと味違う冷蔵庫が欲しい方は、ぜひご覧くださいね。

ホシザキは70年以上の歴史を持つ電気機器メーカーです。主に、飲食店の厨房で使用することを想定した業務用機器を販売しています。冷凍冷蔵庫で有名なメーカーですが、調理機器や食器洗浄機などのバリエーションも豊富です。

電解水生成装置も扱っており、料理の衛生管理に役立ちます。製氷機の種類も多く、角型だけでなくさまざまな形状で製氷が可能です。製氷機も他の製品と同様に業務用ですが、家庭で1度にたくさんの氷を作りたい方にも向いています。

ホシザキ製業務用冷凍冷蔵庫のサイズは、比較的小さな機種から大型モデルまでさまざまです。もちろん、同じシリーズであれば大きな機種の方が価格は上がります。幅が62.5cmの小型モデルなら、85万円程度が標準価格です。

180cm幅の大型モデルは標準価格が200万円弱となっています。ただし、ショッピングサイトでは標準価格よりも遥かに安い価格で購入が可能です。目安として小型モデルは20万円以下、大型モデルは40～50万円程度で販売されています。

業務用冷蔵庫は、家庭用冷蔵庫よりも強度が高いのが特徴です。ホシザキの業務用冷凍冷蔵庫は、ドアや開口部について厳しくテストされています。過酷な使用環境に耐えられる強度で設計されており、高い耐久性を持つ冷凍冷蔵庫です。

そのため、料理をすることが多く、ドアを頻繁に開閉したい方に適しています。また、ドアには断熱性に優れた材料が使用されているのも魅力です。ドアの開閉回数が増えても、高い冷却力で食品の新鮮さをキープします。

表面は汚れが落ちやすく、傷がつきにくいのもホシザキ製業務用冷凍冷蔵庫の特徴です。ドアのハンドル部分はゴミが溜まりにくい形状に設計されています。基本的に庫内の隅は丸みを帯びているため、庫内の清掃がラクラクです。冷えにくくなる原因になりがちなドアパッキンは楽に着脱できるので、常にきれいな状態を保てます。

ホシザキの業務用冷凍冷蔵庫は、製品のリニューアルとともに省エネ性能が高まっています。現行モデルは、いずれも省エネ基準達成率が100％以上です。省エネ率は約50％となっており、電気代の安さを重視する方におすすめします。

年間の電気代を1万円以下に抑えられるモデルもあり、大型の家庭用冷蔵庫と同程度の金額です。

ホシザキではテーブル形のモデルも扱っており、上面のスペースで作業が可能です。また、ショーケースタイプは透明の扉が採用され、食材や飲み物のボトルなどを外から見て楽しめます。通常の冷凍冷蔵庫と同様、サイズの選択肢が豊富です。プレハブショーケースも販売されており、コンビニのドリンクコーナーのように大量に冷蔵保存できます。

ショッピングサイトでは通常価格よりも安く買えますが、もっと安く買いたいという方もいるでしょう。少しでも安価で手に入れたいなら、中古品を探すのがおすすめです。新品の半分程度の価格で手に入ることも多く、出費を大幅に抑えられます。

小さめの機種であれば、10万円以下で手に入る可能性も高いです。ただし、中古品は使用感がある場合が多く、パーツの不備や傷が見られることも少なくありません。価格だけを見て即決せず、商品の説明をしっかり読んでから決めましょう。

冷蔵庫を使うには、もちろん電源を用意しなければいけません。業務用冷蔵庫は単相100Vまたは三相200Vの電源に対応しています。

通常、一般家庭のコンセントは単相100Vのため、三相200V用の製品を使うなら電気工事が必要です。

電源が単相100Vの環境で業務用冷蔵庫を使うなら、必ず単相100V対応の機種を選びましょう。また、業務用冷蔵庫は家庭用に比べて重量があります。そのため、古い建物に設置する場合は、冷蔵庫の重量や床の強度にも注意しましょう。

ここからは冷蔵庫を選ぶ際の前提知識を解説します。編集部では実際に冷蔵庫を購入した500名を対象に、アンケートを行いました。


単なる選び方の解説だけでなく、購入後のよくある後悔や使ってみないとわからない使用感に関する声についても触れることで、皆さんの購入前の不安を解消できるような内容にしています。

• 冷蔵庫の購入時に押さえておきたい必須項目
• 人によっては使用感に関わるポイント
• 優先度は低め。気になる人のみチェック推奨

上記の3部構成でどこよりも安心して冷蔵庫を選んでいただけますので、ぜひ最後までお付き合いください！

※すぐにおすすめ商品を見たい方は以下のボタンでスキップできます

冷蔵庫の大きさ（定格容量）を決める上で重要なことはズバリ、

①使用用途

②ドアの数

の2つです。冷蔵庫は大きさによって搭載される機能が異なるため、最適な大きさを絞ることで選択肢の多くが消去され、選ぶ負担がかなり減ります。

一般的に冷蔵庫はドア数が多いほど機能性が充実しています。

少しでもいいものを求める方は、ドアの数が多い方を選びましょう。

最近の冷蔵庫は、左右5mm~1cmずつ・上部15cm・背面10cm程度の放熱スペースで済むものも増えています。

設置スペースに入るのはもちろん、十分な放熱スペースが確保されていない場合、冷媒効率が下がり、余分な電気代が発生したり、故障の原因になったりします。事前にしっかり確認しましょう。

冷蔵庫の搬入には本体幅+10cmの余裕を持たせましょう。

業務用冷蔵庫は家庭用冷蔵庫よりもサイズが大きいものがほとんどなので、十分な搬入経路を確保できず、泣く泣くキャンセルしたケースも実際に起こっています。入り口はもちろん、ビルの場合はエレベーターや階段まわりも確認しましょう。

販売店によっては、専門スタッフに下見に来てもらうことも可能です。

環境によっては別料金が発生することもあるため、事前に確認して予算を見積もるのがおすすめです。

【搬入で気をつけたいポイント】

• 玄関（入り口）のドアの幅と高さ
• 手すりやドアの取っ手を含む廊下の幅
• 曲がり角で曲がれる余裕があるか（らせん階段含む）
• エレベーターや階段の幅

【搬入に別料金がかかる場合】

• 作業員追加
• 内階段の有無
• 3階以上の外階段
• クレーン車・リフト利用など

そもそも何を気にするべきなのかわからない

きっとそんな方も多いですよね。ここまでで大きく失敗しない冷蔵庫を選ぶことができるようになりましたが、他に気にすべき項目は何があるのでしょうか？

まずは、購入者が「もっと気にして買うべきだった」と後悔した項目について実施したアンケート結果を見てみましょう。

※赤字部分は解説済み

大きさの目安となる定格容量は引き出しや棚、タンクの隙間など、実際には食品を含まないスペースを含んでいます。

実際の冷蔵室・野菜質・冷凍室の食品収納スペースは「<>」で括られた記載を確認しましょう。

アンケートでは、冷凍室の広さを重要視する意見が目立ちました。

メーカーごとに配分に大きく差が出るわけではありませんが、お店で使用する際は冷凍庫がより大きい方を選ぶと、買い置きができて便利です。

ドアの開き方の選択を誤ると、扉が開ききらなかったり、開閉のたびに通路を塞いでしまったり、と使いにくさにつながります。

想定している設置場所で冷蔵庫のドアがスムーズに開閉できるか、事前にシミュレーションしておきましょう。基本的に聞き手に合わせると使いやすいです。

業務用冷蔵庫のほとんどが観音開きですが、左右片開きもあります。片開きの場合は、設置場所にあわせて開きやすい向きを選びましょう。

冷蔵庫前のスペースが狭く両側に余裕がある場合は、観音開きのフレンチドアタイプも見やすいです。ただし、両側を開く必要がありやや手間に感じる点や、片手が塞がっていると使いづらい点は考慮する必要があります。

水気を含む食材やなまもの、ニオイの強いものをひとまとめに保管していると、ニオイ移りや衛生面が気になりますよね。市販の脱臭剤を使用している方も多いですが、製品によってはメーカー独自の脱臭・除菌機能を搭載しています。

昨今の冷蔵庫は、さまざまなデザインの商品が発売されています。上記でも軽く触れていますが、ホシザキの業務用冷蔵庫は、ベーシックな縦型から作業台にもできるテーブル形、冷蔵庫の中が見えるショーケースなど種類が豊富です。

キッチンが見えない場合は、インテリアとの兼ね合いを重視する必要はありませんが、客席などから見えるところに設置する場合は、お店の雰囲気にあったデザインを選ぶのもおすすめです。

通常、冷蔵庫は家電リサイクル法に則って処分する必要があります。しかし、業務用冷蔵庫は家電リサイクル法の対象ではありません。産業廃棄物として扱われるため、産廃運搬業の許可を得た業者へ引き渡すのが基本的な処分方法です。

また、不用品回収業者に依頼する方法もあり、即日処分できる場合もあります。処分にかかる費用は15,000～30,000円ほどが相場です。問題なく使える状態なら売却できる可能性があるので、買取業者に見積もりを依頼しましょう。

ホシザキは魅力が満載の業務用冷凍冷蔵庫をリリースしています。通常の冷蔵庫以外のタイプもあり、サイズも選べるので自分向きの製品がないか探してみましょう。ぜひホシザキの製品を導入して、食材の新鮮さをキープしてくださいね。