【2023】リープヘルの冷蔵庫おすすめ3選｜サイズ・価格・評判など！

口コミで話題のリープヘル（liebherr）は、ビルトインタイプやワインセラーを搭載したモデルなどさまざまな高級冷蔵庫を販売しているメーカーです。リープヘルの冷蔵庫は、ステンレス仕上げの高級感のあるデザインで、おしゃれなキッチンを演出できます。

食品の鮮度を落とさずキープしたり、湿度をコントロールできたりと高性能です。しかし、普通の家電量販店では取り扱っておらず、パナソニックや日立などに比べると馴染みがないため、値段などどんな製品なのかわからない方も多いです。

そこで本記事では、リープヘルの冷蔵庫の特徴・価格・評判などを詳しく解説します。また、おすすめのモデルや、中古で購入できるのかなどについても紹介するので、リープヘルの冷蔵庫を知らない方や気になっている方もぜひ参考にしてください。

リープヘルはドイツで創業した家電メーカーです。創業してから冷蔵・冷凍機能を搭載した家電を専門的に取り扱っています。1976年からワインセラーも取り扱い始めており、リープヘルといえばワインセラーのイメージを持っている方も多いです。家庭用冷蔵庫にもワインセラーを搭載したモデルがあります。

リープヘルは家庭用の冷蔵庫から業務用の冷蔵庫まで、幅広いサイズの冷蔵庫を取り扱っているのが特徴です。中には、700L以上の大人数の家庭向けモデルもあります。

また、ビルトインモデルもあるため、マイホームを建てる際に購入する方も多いです。高機能な冷蔵庫が多く、買い替えの難しいビルトインタイプでも安心して購入できます。さらに、ワイン室を搭載したモデルがあるため、ワイン好きにもおすすめです。

最近は、おしゃれなキッチンやオープンキッチンにこだわる方が増えています。リープヘルの冷蔵庫はエレガントなデザインが魅力で、キッチンをおしゃれにしたい方におすすめです。高級感があるため、落ち着いた雰囲気のキッチンになります。

また、リープヘルはスマートスチールのモデルが多いです。高品質なステンレス鋼が使われていて傷がつきにくく、指紋も付きにくいためきれいな状態を保てます。汚れがついても簡単に落とせるため、お手入れの手間もかかりません。

食品を新鮮な状態で保つ「バイオフレッシュ機能」が搭載されているのも特徴です。バイオフレッシュによって食材の温度を0℃より少し高い温度に保ちます。

また、バイオフレッシュでは冷蔵室ごとに湿度を調整できる「スライド式バー」を搭載しています。湿度が必要な野菜・果物とチーズのような湿度を抑えるべき食品を、それぞれ適切な湿度で保存できるのがポイントです。

リープヘルの冷蔵庫はアクセサリーパーツが充実しているのも特徴です。さまざまなアクセサリーがあるので、各家庭のスタイルに合わせて使いこなせます。

• 停電時に庫内温度の上昇を防ぐ保冷剤
• 冷凍庫のスペースが余っている場合に電気代を節約できるバリオ省エネパネル
• ボトルをきれいに保存できるボトルシェルフ

リープヘルの冷蔵庫はどのモデルもとても高価で、気軽に購入できる冷蔵庫ではありません。価格を重視するのか、機能を重視するのかよく考えてから購入しましょう。モデル別の価格は以下の通りです。

リープヘルの冷蔵庫はサイズが大きいのが特徴です。100L前後の容量もありますが、350L以上のモデルがほとんどなので、一人暮らしやワンルームでは置けない可能性があります。

また、サイド・バイ・サイドモデルは700L以上のモデルしかありません。検討しているモデルが適正容量ではない場合もあるので、事前に確認しておきましょう。

リープヘルの冷蔵庫を実際に見てから購入したい方もいますよね。リープヘルの冷蔵庫は銀座にあるショールームで見られます。

関東圏以外の方は訪れるのが大変ですが、リープヘルの製品全モデルがあるので、購入を考えているなら1度は行きたい場所です。完全予約制なので、訪れる際は予約を忘れないようにしましょう。

ここからは冷蔵庫を選ぶ際の前提知識を解説します。編集部では実際に冷蔵庫を購入した500名を対象に、アンケートを行いました。


単なる選び方の解説だけでなく、購入後のよくある後悔や使ってみないとわからない使用感に関する声についても触れることで、皆さんの購入前の不安を解消できるような内容にしています。

• 冷蔵庫の購入時に押さえておきたい必須項目
• 人によっては使用感に関わるポイント
• 優先度は低め。気になる人のみチェック推奨

上記の3部構成でどこよりも安心して冷蔵庫を選んでいただけますので、ぜひ最後までお付き合いください！

※すぐにおすすめ商品を見たい方は以下のボタンでスキップできます

冷蔵庫の大きさ（定格容量）を決める上で重要なことはズバリ、

①使用人数と自炊頻度

②ドアの数

の2つです。ご家族の人数はもちろん、買い物に行く頻度も考慮して決めましょう。冷蔵庫は大きさによって搭載される機能が異なるため、最適な大きさを絞ることで選択肢の多くが消去され、選ぶ負担がかなり減ります。

一般的に冷蔵庫はドア数が多いほど機能性が充実しています。

自炊頻度が高い方や少しでもいいものを求める方は、ドアの数が多い方を選びましょう。

• 3ドア以上は冷蔵室+冷凍室+野菜室がベース+独立製氷室など
• 2ドア以下は野菜室や自動製氷機能自体がついていないことがほとんど

以下に世帯人数ごとのおすすめの冷蔵庫容量・ドア数目安をまとめました。

後ほど詳しく解説しますが、電気代は大型冷蔵庫の場合、容量によって大きく差が出ないため、まとめ買いや作り置きが多いご家庭は、余裕を持って広いものを選ぶのがおすすめです。

冷蔵庫のサイズ（外寸）は、

左右1cmずつ・高さ15cm・背面10cm程度の放熱スペース

冷蔵庫の本体幅+10cmの搬入経路の確保

を見積もる必要があります。

リープヘルの350Lなら本体幅60cm、758Lなら本体幅121cmです。

最近の冷蔵庫は、左右5mm~1cmずつ・上部15cm・背面10cm程度の放熱スペースで済むものも増えています。

設置スペースに入るのはもちろん、十分な放熱スペースが確保されていない場合、冷媒効率が下がり、余分な電気代が発生したり、故障の原因になったりします。事前にしっかり確認しましょう。

冷蔵庫の搬入には本体幅+10cmの余裕を持たせましょう。

十分な搬入経路を確保できず、泣く泣くキャンセルしたケースも実際に起こっています。玄関や廊下はもちろん、アパートやマンションなど、集合住宅の方はエレベーターや階段まわりも確認しましょう。

販売店によっては、専門スタッフに下見に来てもらうことも可能です。

環境によっては別料金が発生することもあるため、事前に確認して予算を見積もるのがおすすめです。

【搬入で気をつけたいポイント】

• 玄関のドアの幅と高さ
• 手すりやドアの取っ手を含む廊下の幅
• 曲がり角で曲がれる余裕があるか（らせん階段含む）
• エレベーターや階段の幅

【搬入に別料金がかかる場合】

• 作業員追加
• 内階段の有無
• 3階以上の外階段
• クレーン車・リフト利用など

10年に一度程度の大きな買い物だからこそ、直近の電気代の高騰を受けて、省エネ性が気になる方も多いですよね。

結論、冷蔵庫は容量が決まれば、電気代に大きな差はありません。

容量選びで電気代の大枠は決まってしまうことをふまえても、これらの要素は候補を絞った後の、比較要素として見る程度で十分です。

冷蔵庫の消費電力量は下記の式で求められます。

• 消費電力量＝1Wh×¥0.031（旧水準¥0.027）

2021年9月以降、電気代の高騰が続いており、アンケートでも購入後に省エネ性を気にするべきだったとの意見がみられました。一方で、最新モデルに買い替えたことで電気代が安くなった方や、気にする必要がなかったという意見もあります。

先述の通り、冷蔵庫の電気代は容量である程度決まるため、候補の最終比較要素の1つとしてみるのが妥当です。

冷蔵庫の省エネ性・電気代は以下3つのポイントを押さえておけば十分です。

• 10年前と比べると最新モデルは省エネ性能が高い
• 3ドア以上の大型冷蔵庫の場合、同じ定格容量ならかかる電気代は大体同じ
• 小型冷蔵庫の場合、基本は小型になるほど安い

近年の冷蔵庫は政府が定める、省エネ基準達成率にあわせて一定の消費電力内で高性能化がされています。また冷蔵庫は大きいほど、効率よく庫内を冷やすことができるため、シリーズが同じなら容量が50L違っても年間の電気代の差は5%以内です。

つまり、大型モデルの場合は、なるべく最新モデルを選ぶことで、節電に繋がります。

そもそも何を気にするべきなのかわからない

きっとそんな方も多いですよね。ここまでで大きく失敗しない冷蔵庫を選ぶことができるようになりましたが、他に気にすべき項目は何があるのでしょうか？

まずは、購入者が「もっと気にして買うべきだった」と後悔した項目について実施したアンケート結果を見てみましょう。

※赤字部分は解説済み

大きさの目安となる定格容量は引き出しや棚、タンクの隙間など、実際には食品を含まないスペースを含んでいます。

実際の冷蔵室・野菜質・冷凍室の食品収納スペースは「<>」で括られた記載を確認しましょう。

アンケートでは昨今の巣ごもり傾向にあたって、冷凍室の広さを重要視する意見が目立ちました。

メーカーごとに配分に大きく差が出るわけではありませんが、迷った時は冷凍庫がより大きい方を選ぶと、買い置き・作り置きが多い方も安心です。

自動製氷機能がつくのは300L未満だとごくわずか、

独立製氷室は基本的に400L以上にしかつきません。

ただし、自動製氷は夏場や飲酒時など案外使用頻度が高く、都度買っていると高くついたり、冷凍庫が嵩張ってしまったりと後悔する方も多いです。

逆に全く使わない方の場合は、かえって冷蔵室の収納スペースや電気代を浪費してしまったり、カビの原因となることもあるので、使用頻度から必要性を考えましょう。

冷凍室とは別に独立製氷室が付いていると、開閉による他の食材の鮮度への影響がなく、におい移りを防げます。

自動製氷機能付きを考えている方は、以下2点もチェックしましょう。

• 独立製氷室が付いていると、食材からのにおい移りが防げる
• お手入れモード搭載もしくは分解して水洗いできるものを

自動製氷機は菌の繁殖を防ぐためにも定期的なお手入れが必須です。お掃除モード搭載モデルも多いですが、気になる方には給水タンク・パイプ・ポンプまですべて丸洗いできるものがおすすめです。

買い置きや作りおきが多い方は冷凍室

肉や魚など生鮮食品の買い置きが多い方はパーシャル室（温度切り替え特別室）

発酵食品・乳製品をまとめ買いする方はチルド性能

生野菜の購入頻度が高い方は野菜室の性能を重視して選びましょう。

ただし、リールヘルの冷蔵庫には野菜室がついていません。変わりに、果物や野菜の保存に適しているバイオフレッシュ室がついています。野菜室が欲しい場合は、他のメーカーを検討することをおすすめします。

冷凍性能は一部冷凍室、特に特別室・温度切り替え室で活躍します。

リープヘルの冷蔵庫は、冷蔵室と冷凍室が独立していませんが、2つの冷却回路が冷蔵室と冷凍室の温度を正確に制御します。冷蔵室と冷凍室との間を空気が循環しないため、ニオイ移りの心配もありません。

まとめ買いや作り置きが多いご家庭は、冷凍性能を比べるのもおすすめです。

パーシャル室は肉や魚を凍りきらない温度（約-3℃）で完全に凍らさずに鮮度を維持して、解凍の必要なく調理できます。

チルド室は発酵食品や乳製品など、冷凍はせずに低温（約0℃）で鮮度を維持したいものに向きです。

リープヘルの冷蔵庫には「バイオフレッシュ室」というものがあり、長期保存に最適な0〜3℃の温度帯をキープしてくれます。

買い物頻度が多く、冷蔵室をメインに使うご家庭はチルド性能の高いモデルがおすすめです。

ドアの開き方の選択を誤ると、扉が開ききらなかったり、開閉のたびに通路を塞いでしまったり、と使いにくさにつながります。

想定している設置場所で冷蔵庫のドアがスムーズに開閉できるか、事前にシミュレーションしておきましょう。基本的に聞き手に合わせると使いやすいです。

一般的に2ドア以下のモデルは、片開きのみの展開になるので、設置場所にあわせて開きやすい向きを選びましょう。

大型モデルの場合、冷蔵庫前のスペースが狭く両側に余裕がある場合は、観音開きのフレンチドアタイプも見やすいです。ただし、両側を開く必要がありやや手間に感じる点や、片手が塞がっていると使いづらい点は考慮する必要があります。

水気を含む食材やなまもの、ニオイの強いものをひとまとめに保管していると、ニオイ移りや衛生面が気になりますよね。市販の脱臭剤を使用している方も多いですが、製品によってはメーカー独自の脱臭・除菌機能を搭載しています。

リープヘルの冷蔵庫には、FreshAir チャコールフィルターが搭載されており、循環空気を浄化して悪臭から守ってくれます。

昨今の冷蔵庫は、さまざまなデザインの商品が発売されています。リープヘルでは定番のホワイトだけでなく、高級感ただようステンレスもあります。

キッチンが他の部屋と切り分けられている場合は、インテリアとの兼ね合いを重視する必要はありませんが、オープンキッチンなどお部屋から見えるところに設置されている場合は、お部屋の雰囲気にあったデザインを選ぶのもおすすめです。

リープヘルの冷蔵庫はモデルルームで展示される場合もあり、ときどき展示品が中古品として、ネットショップで販売されています。しかし、数が少なく、購入したいときに出品されているとは限りません。ネットオークションで販売されている場合もあるため、さまざまなサイトをこまめにチェックしましょう。

リープヘルの冷蔵庫は電話・メールでメーカーに修理の依頼ができます。受付時間は平日の9:30～17:30です。依頼の際には製品の型式・サービスナンバー・シリアルナンバーが必要になります。庫内の左側面にタイププレートが貼られているので、問い合わせ前にチェックしましょう。

リープヘルの冷蔵庫はライフスタイルに合わせてモデルを選べるのが魅力です。アクセサリーパーツも充実しているため、使い方に合わせてカスタマイズできます。性能の高いリープヘルの冷蔵庫を使ってみたい方は、ぜひ本記事を参考に自分に合うモデルを探してください。