冷蔵庫下のローラーはどう使う？｜キャスター台を使用して浮かせる方法について

冷蔵庫の下に取り付けられているローラー。ほとんどの冷蔵庫に取り付けられているものの、その存在を知らない人が多いです。ローラー付きの冷蔵庫を活用すれば、冷蔵庫を浮かせた状態で移動や冷蔵庫下の掃除が楽になります。

冷蔵庫の下は意外とホコリがたまりやすいのはご存知ですか？そんな時に、冷蔵庫を移動させてホコリを取り除けると便利です。ローラーがあれば女性一人でも簡単に移動できます。しかし、初心者はどのようなタイプを購入したらいいのか分からず迷ってしまいます。

そこで今回は、冷蔵庫のローラーについて紹介します。その他にも、調節可能な可動式冷蔵庫やキャスター台を使用して冷蔵庫を浮かせる方法も紹介するので必見です。本記事を読んで、冷蔵庫のローラーに詳しくなってもらえたら嬉しいです。

そもそも、冷蔵庫の下にローラーが取り付けられているのを知らない方が多いです。ここからは、冷蔵庫下についているローラーの使い方や、隠れているローラーを取り出す手順について詳しく紹介します。

普段はカバーがつけられていて見えないようになっているので、冷蔵庫本体にローラーがついているのを知らない方もいます。実は、冷蔵庫の移動・引っ越し・運搬に備えて、冷蔵庫の脚の部分にはローラーが取り付けられているのが多いです。

メーカーの推奨する運搬方法については、詳しくは下記のリンクからご覧ください。

ローラーは以下の手順で取り出せます。

• 冷蔵庫の電源を切る
• 冷蔵庫下のカバーを外す
• キャスターを回転させてゆるめる
• キャスターがゆるまったら完了

冷蔵庫の電源を切った場合は、10分程度時間を空けてから再度電源を入れるといいです。すぐに電源を入れてしまうと、コンプレッサーに負担がかかる場合があります。また、カバーがはずれにくい場合もあるので、けがをしないように手袋をはめたうえで作業してください。

普段ローラーを使わない方は劣化している可能性もあります。劣化によってローラーが回らなくなっているときは、クレ5‐56や潤滑油をスプレーして動きを良くしてください。無理にネジを回そうとするとけがをする場合があるので、絶対に無理して回すのはやめましょう。

冷蔵庫の下にローラーが取り付けられていない場合は、冷蔵庫キャスターを使用するのもおすすめです。重量のある冷蔵庫の移動には、ローラーやキャスターが必要不可欠です。ここからは、冷蔵庫キャスターをつけるメリット・デメリットについて紹介します。

冷蔵庫の下にキャスターをつけるとメリットは、主に2つあります。キャスターを取り付けるだけで、冷蔵庫下にまつわるさまざまな悩みを解決できるのでかなりおすすめです。それでは、2つのメリットについて詳しく解説します。

冷蔵庫の具体的な重さを知っていますか。200Lの冷蔵庫だと約50kg、300Lだと65kg以上の重さです。また、ファミリー向けのものだと80kg～120kg程度の重さがある場合も多いです。冷蔵庫下にキャスターをつけておけば、圧倒的に冷蔵庫の移動が楽になります。

冷蔵庫下はルンバでの掃除も困難なため、ついつい掃除をあきらめてしまう人が多いです。しかし、冷蔵庫にキャスターをつけると、冷蔵庫下の掃除がかなり簡単に行えるようになります。また、冷蔵庫下は特にホコリがたまりやすいので、定期的に掃除をするようにしましょう。

冷蔵庫はもともと振動している家電ですが、キャスターをつけると冷蔵庫の振動音がうるさくなる場合があります。もし、振動音が気になる場合は使用をやめましょう。また、キャスターをつけると冷蔵庫が簡単に動きやすくなるので、地震が起こった場合は注意が必要です。

冷蔵庫にキャスターをつけるときの注意点は以下の通りです。

• あらかじめ冷蔵庫の中身を取り出して軽くしておく

（おおよその食品は取り出しておいた方が安全に作業できます。）

• 冷蔵庫の電源を切ってから作業に取り掛かる
• 安全のため必ず2人以上で作業を行う
• ちゃんと扉が閉まっているか確認する
• けがをしないように軍手や手袋を使う
• 故障の原因になるため冷蔵庫を横にしすぎてはいけない
• 無理をせず、難しい場合は業者に依頼する

冷蔵庫用キャスターが付いていると冷蔵庫の移動に便利です。しかし、それと同時にデメリットも存在します。タイプによっては横への移動が困難だったり、タイヤが上手く回らない場合があります。より詳しく知りたい方は、下記のサイトに掲載されている情報を確認してください。

今回は、冷蔵庫下にローラー・キャスターをつける方法や注意点を紹介しました。今まであきらめていた冷蔵庫下のホコリも簡単に取り除けるようになるので、おすすめです。ぜひ、冷蔵庫下のローラー・キャスターを活用して、移動の際の負担を減らしましょう。