90Lの冷蔵庫人気おすすめランキング｜どれくらいの大きさ？100Lとの違いも

自分にとってベストなサイズの冷蔵庫はどれくらい？

と悩む人も多いですよね。

冷蔵庫のサイズは大きすぎても小さすぎても扱いにくいです。「出来るだけ小さくしたい！」という気持ちだけで小さい冷蔵庫を購入すると、後悔する可能性がありますよ。

今回は、冷蔵庫のなかでも最小クラスの90L冷蔵庫の選び方・おすすめ商品をご紹介します。ぜひ最後までチェックしてください。

90L冷蔵庫の本体サイズは、幅40m・奥行50cm・高さ85cmが平均的です。

高さは大人の腰より下くらいなので、それほど大きくはありません。以下では、容量や設置・搬入する際に気をつけておきたい注意点もご紹介します。

小型の冷蔵庫には、以下の2つの冷却方式があります。

• 直冷式：庫内にある冷却器で直接冷やす
• ファン式：庫外の冷却器から冷たい空気を送り込んで冷やす

90Lの冷蔵庫はほとんどが直冷式で、冷却器が庫内に設置されています。直冷式は庫内をすばやく冷やせるのがメリットで電気代も抑えられます。

ただ、冷却器に霜がつき、「自動霜取り機能」が搭載されていないモデルがほとんどです。

霜がついたまま放置すると、庫内の冷えが悪くなったり、余計な電気代がかかったりするので、定期的に自分で掃除する手間を省きたい方は、容量を上げてファン式のものを探してみましょう。

実は、たった2つのポイントを意識するだけで、冷蔵庫選びを失敗する確率がグッと下がります。

2つのポイントとは、

これだけです。

あまりこだわりがない方は、ここまで絞ったら、あとはなるべく最新モデルを選べば間違いありません。

それでは詳しく解説していきます。失敗しないためにも【必読】がついた見出しだけは目を通してください！

90Lはどの家族人数にもおすすめはできない、定格容量外のサイズになります。

ただ、「自炊を全くしない」「寝室用に飲み物を入れるだけ」という場合は、購入しても問題ありません。

食材を入れるものというよりは、必要最低限の飲料・食料を一時的に冷やしておくものという認識で購入すべきでしょう。

冷蔵庫のドア枚数は、容量を決めるとほぼ自動的に決まってきます。90L前後の冷蔵庫は1 or 2ドアが多い傾向です。

小型冷蔵庫のドア枚数にバリエーションはないので、こだわる必要はありません。機能や使いやすさなどを重視して選んでください。

90L以下の小型冷蔵庫はほぼ搬入できます。

小型冷蔵庫の幅は狭くさらに背も低いため、よっぽどの場合を除いてスムーズに搬入できます。

小型冷蔵庫は想像以上の放熱スペースが必要となる場合があります。

特に一部の機種は左右背面5cm程度に加えて、上部空間に多くの放熱スペースが必要になるモデルがあります。

小型冷蔵庫の上に電子レンジやトースターを置きたい方は、このスペースの確認をしてください。

電子レンジをのせたい人は、そもそも上部が耐熱トップになっているかもチェックしましょう。

ここまでお読みの方の中には、「え？メーカーや電気代は比べなくていいの？」と感じたかもいるかもしれません。

結論、メーカーごとの違いや電気代に大きな差はありません。

編集部独自で行った冷蔵庫購入者アンケートでも、「気にする必要がなかった」と票を集めた項目が「メーカー」でした。

結局のところ冷やす・冷凍すると使い方がシンプルなため、違いは実感しにくいです。

省エネは3番目の投票数でした。事実、最新冷蔵庫は同一容量の機種間で電気代の差はそれほどありません。

メーカー・省エネで選ぶというよりも、ここまで紹介した選び方に加え使いやすそうと感じたものを選ぶ、といった視点が大切です。

みんなどこで失敗した？

きっとそこが知りたい方も多いですよね。

まずは、購入者が「もっと気にして買うべきだった」と後悔した項目について実施したアンケート結果を見てみましょう。

※赤字部分は解説済み

大きさの目安となる「定格容量」は、ケースや棚・ポケットなどをはずした上で、庫内の容量を単純に測定したものです。

しかし実際に食品を収納する時には、中に設置した棚やポケットに収めていくので、定格容量すべてに食品がつめ込める、というわけではありません。必ずデッドスペースが出ます。

実際の食品収納スペースは＜＞で括られた記載があるほか、実機を確認してどこまで手が届きそうか、使いやすそうか確認してください。

アンケートでは昨今の巣ごもり傾向にあたって、冷凍室の広さを重要視する意見が目立ちました。

100L以下の冷蔵庫だと冷凍庫がないもの、あっても容量が少ないものが多い傾向です。冷凍室を充実させたい場合は、容量を再検討すべきでしょう。

冷蔵庫の自動製氷機能の有無は、容量を選んだ段階でほぼ決まります。90L台で自動製氷機能付きの冷蔵庫は2024年1月時点でありません、

200L台になるともう少し候補の数が増えてくるので、どうしても自動製氷機能が欲しいなら容量を見直すのもおすすめです。

100L台の冷蔵庫に鮮度保持機能はほぼないと言っていいでしょう。

最新の鮮度保持機能が欲しい場合、400L以上の各社メインのラインナップを検討すべきです。100L台は「最低限の飲料・食品を保冷する」程度ですよ。

ドアの開き方は使用感に大きく影響。

想定している設置場所で冷蔵庫のドアがスムーズに開閉できるか、事前にシミュレーションしておきましょう。基本的に利き手に合わせると使いやすいです。

ちなみに開き方はパターンが決まっており、小型冷蔵庫は片開きタイプがほとんどです。左右で開けるタイプは少なく、右開きタイプが多い傾向にあります。

冷蔵庫の「右開き」「左開き」って、結局どっち？

結論、ヒンジのついている側で見分けるのが覚えやすいです。

右側にドアのヒンジがついていれば、右開きですよ。

中国のハイアールグループの傘下アクア（AQUA）は、品質を心配される方がまだ多いですが心配は無用です。元々は日本メーカーの旧三洋電気で、冷蔵庫をはじめとした日本向け白物家電は開発拠点も日本国内です。

価格が安い小型冷蔵庫は一人暮らしの方に、ファミリー層にも「TZシリーズ」が人気です。上段のみでなく、下段の野菜・冷凍室もフレンチドアでスタイリッシュな空間を演出できます。

ハイアール（Haier）は中国で発足した企業で、現在はアジア・ヨーロッパ・アフリカ。アメリカなど世界中にシェアを広げている大手の電機メーカーです。

冷蔵庫は100L台～500L以内で展開されており、シンプルでスタイリッシュなデザインが、リーズナブルな価格で購入できるコスパのよさが魅力です。

ハイセンス（Hisense）は、中国に本社のある超大型電子情報産業グループで、家電も多く扱っています。高品質な商品を低価格で提供しているのが特徴です。

デザインもおしゃれでスタイリッシュな商品が多く人気を得ています。コスパのいいおしゃれな冷蔵庫を探している方におすすめです。

小型の直冷式冷蔵庫の場合、冷却機に水分が付着し霜が固まって大きくなりがちです。そのため、定期的に霜取りをする必要があります。霜取りを怠ると冷却力が下がって冷えにくくなるほか、ドアが開かなくなる場合も考えられます。

小型冷蔵庫には霜取りのヘラが付属している場合が多いため、ヘラで庫内の壁を傷つけないように注意しながら取り除きましょう。手入れのペースは1ヶ月に1度程度がおすすめです。少なくとも2ヶ月に1度は必ず行ってください。

庫内に霜が発生する原因は水分です。庫内の余分な水分を抑えるための対策として、下記のようなものが挙げられます。

• 扉の開け閉めの頻度を少なくして開放時間を減らす
  空気に含まれる水分は霜の原因の1つ。新しい空気は扉の開閉に伴って庫内に入り込むため、開閉回数を減らせば抑制可能です。

• 食材を詰め過ぎない
  庫内の冷気は循環しています。食材を詰め過ぎると冷気の流れが悪くなり、水分の凝固を招きます。冷気の循環を促すには、食材ごとに適度な間隔をとるのが大事です。

• 食材を入れる前にひと工夫する
  食材を入れる前にラップや蓋を被せたり、粗熱をとっておいたりするだけでも、冷蔵庫内に持ち込まれる水分の量を抑えられます。

少しでも安く購入したいと考えると、中古での購入を思い浮かべる人も多いはず。安価に購入できる一方で、中古である以上気を付けなければならない点もいくつかあります。

• 製造年や保証期間などを確認する
• 本体価格とは別に送料・設置料がかかるか
• フリマアプリなど個人間での取引はトラブルが起こることも

中古での購入を検討している方は、フリマアプリではなく、実物を自分の目で確認できるリサイクルショップを利用しましょう。

以下の記事では、冷蔵庫の中古購入について詳しくまとめているので、ぜひ参考にしてみてください。

今回は90L冷蔵庫について紹介しました。90L冷蔵庫は1人暮らし用には大きすぎず小さすぎないおすすめサイズです。しっかり選んだ「マイ冷蔵庫」は生活を快適にします。