東芝冷蔵庫のタッチパネルの使い方｜故障しやすい・反応しない・リセット方法は？

大切な食材を保管する場所の冷蔵庫は、年々機能が向上しています。昔の冷蔵庫と比べるとAI機能などさまざまな機能がたくさん搭載され、冷蔵庫もただ冷やしたり冷凍したりするだけではなくなりました。

有名家電メーカーの1つである東芝も、冷蔵庫を販売しています。東芝の冷蔵庫もさまざまな機能が搭載され、タッチパネルが搭載されている冷蔵庫も人気です。タッチパネルの使い方は簡単ですが、時々タッチパネルの反応が悪くなる場合があり、壊れやすいとの声も聞かれます。

故障を疑う前に、リセット方法など1度自分で原因を調べてみるのが重要です。そこで今回は、東芝の冷蔵庫のタッチパネルが反応しない・調子が悪いときの対処法を解説します。また、故障だった場合の修理費用の目安もご紹介するので、ぜひ参考にしてください。

東芝の冷蔵庫の中でタッチパネルを搭載しているモデルは「FZSシリーズ」「FZシリーズ」「GZシリーズ」「FKシリーズ」「FHシリーズ」になります。ここで確認しておきたいのが、タッチパネルを搭載していても「タッチオープン」機能が非搭載の場合がある点です。

機種によりますが、基本的に「FZSシリーズ」「FZシリーズ」「GZシリーズ」「GTシリーズ」はタッチオープン搭載、「FKシリーズ」「FHシリーズ」はタッチオープン非搭載の製品が多いため購入の際は確認してください。中でも「GTシリーズ」のひとつであるGR-V500GTは、60cm幅と薄型冷蔵庫なのに容量の大きさがメリットです。

以下、タッチオープンも搭載したFZシリーズとGZシリーズを取り上げて比較しました。

FZシリーズとGZシリーズの大きな違いは扉の開き方です。

扉に搭載されているタッチパネルはさまざまな操作ができて、使い方は簡単です。基本的に操作は2工程で完了します。

1. ホームキーをタッチするとパネルのボタンがすべて点灯する
2. 行いたい設定を選ぶ

タッチパネルで確認できるのは以下の通りです。

• 温度調節
• 扉を触るだけで開くタッチオープン
• キーロック
• 半ドアを教えてくれる半ドアアラーム

温度調節の操作はタッチパネルでできるため、食材に合わせて変更できます。

タッチパネルが動かない場合の原因は、いくつか考えられます。まずは、以下の4項目を確認しましょう。

• 扉が開いていないか
• タッチパネルが汚れていないか
• 手や指が濡れていないか
• 手袋・ばんそうこうをつけた指で操作していないか

ここでの原因は自分で解決できるため、まずは下記の対処方法を試してください。

• 扉をきちんと閉める
• タッチパネル部分をきれいに拭く
• 手や指が乾いてから触る
• 直接指でタッチする

対処方法を実践しても改善しないときは、サポートセンターに連絡して解決方法を聞きましょう。

タッチパネルが反応しないとき、キーロックマークが点灯していないかも確認してください。キーロックマークが点灯しているときは、解除しない限りタッチパネルの操作ができません。キーロックを解除する方法は、かぎが描いてある上のボタンを3秒間押し続けるだけです。ピーっと音が鳴ればロックが解除されます。

キーロックが設定されているときは、キーロックの文字が3回点滅して操作できないのを知らせてくれます。お子さんのいたずら防止のためにロックしたり、誤って押してしまっていたりする場合もあります。キーロックを忘れず確認してください。

考えられる限りの対処方法を実践しても、改善がない場合にはコントロールパネルの基盤や部品が故障している場合もあります。故障を疑ったら修理を依頼するか、メーカーに問い合わせが必要です。

その際には、「冷却機能しか出ない」「表示されない」など具体的な症状を伝えるようにしてください。以下の記事では、冷蔵庫の修理について詳しく解説しているので、ぜひ参考にしてください。

ここでは、タッチオープンが反応しない場合の確認ポイントと対処法をご紹介します。1つずつチェックしてみてください。

冷蔵庫が急に停止した場合は、一度電源を抜いてリセットする方法があります。リセット方法はコンセントを抜いて10分程置いてから、再びコンセントを差すだけです。

しかし、コンセントの抜き差しを頻繁に行ってしまうと、電源基盤に負荷が掛かり故障の原因になってしまいます。できるならコンセントの抜き差しは最終手段にするのが無難です。

修理が必要になると、気になるのはやはり修理費用です。保証期間や条件によっては無料で修理してもらえる可能性もありますが、有料修理になった場合、タッチオープンドアが開かないケースでは1万2000円～1万9000円の修理費用がかかります。

また、その他の修理について東芝が公表しているさまざまな箇所の修理費用は、6000～9万6000円です。料金はあくまで目安で、修理する場所や交換する部品によって異なります。加えて、出張費用もかかるため事前に確認してください。

また、住んでいる地域によっては出張費用が加算される場合もあります。家電はいつ故障するかわかりません。そのため、故障時に安心して修理を受けるために、冷蔵庫を購入するときは長期保証に加入するのがおすすめです。

修理を依頼する前に、メーカーに問い合わせをするのも方法の1つです。問い合わせ方法はWeb・電話・FAXの3パターンです。受付時間や電話番号は、下記のURLからページに移動して確認しましょう。

問い合わせる前に冷蔵庫の型番、購入時期、起きている症状などをまとめておくと、問い合わせがスムーズです。

冷蔵庫の買い替えを検討されているのであれば以下の記事もおすすめです。たとえばミラータイプドアの冷蔵庫はきれいでおしゃれです。後悔しないポイントやガラスドア・鏡面のデメリットもご紹介します。また、2023年最新モデルを比較した記事もありますので、ぜひ参考にしてください。

東芝の冷蔵庫には、タッチパネルが搭載されているモデルがあります。しかし、タッチパネルは、反応しなくなる場合もあります。タッチパネルの反応が復活しない場合は、ぜひ本記事を参考に対応してください。

こちらの記事もあわせてご覧ください。